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戦争から復興しつつあるアフガニスタンで、高さ2780メートルにある山の学校に通うマジャミンは4年生。通学に2時間歩き、帰ると水汲みなど家事を手伝いながら、放牧から戻った羊や牛の面倒もみます。そんなマジャミンの夢は――。「人びとが助け合って生きる」ことへの共感と、未来への希望を見つけだせる写真集です。
小学校の冬休みの読書感想画の課題図書になっていたので、読みました。写真がきれいです。主人公マジャミンの語り口調で文章は、書かれていますが、写真で綴られるノンフィクションなので、アフガニスタンという国で実際に暮らす子供達の様子を学ぶのに、とても良い本でした。娘と同年齢の子でも、羊の世話や食事の支度など、立派に家の仕事をこなし、コンテナでできた学校で学ぶことに喜びを感じている、貧しいながらもとても澄んだ真摯な眼差しのマジャミンの先生になるという夢が叶うと良いです。 (ちょてぃさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子6歳)
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