広い、狭い、暗い、明るい……建物にはそれぞれ特徴ある空間がうまれます。何もないはずの「空間」も、その構造や光の入り方によって、それぞれに、何かが、宿るのです。どんな形の空間には、どんな気分が宿るんだろう? パンテオンのような歴史的ドームから、ガラスだけの建物、ぐにゃりとポストモダンな建物まで−−ユニークな建築空間を巡ります。
子供の為にというよりは、建築家のル・コルビュジェやフランク・ロイド・ライトが好きなパパが喜ぶかな、と思い借りてきました。
世界中の変わった建物をとった写真絵本で、『月刊たくさんのふしぎ』として発行されたものです。
娘も表紙を見ると興味が湧いたようで、試しに読んでみると、難しい言葉もあり理解出来ないかなと思いましたが、それよりも目で見て楽しんでいました。
「面白い形してるねー」とか「こんなとこ行ってみたい!」とか言いながら。
娘が一番反応したのはニューヨークのガラスでできた透明の建物でした。
どれも個性的で素敵な建物ですが、ロンシャンの礼拝堂は一度実物を見てみたいです。光の差し込み方がなんとも言えないですね。
五感を研ぎ澄ましてゆったりとした気持ちで眺めたい絵本です。
大人の方にもお勧めです。 (*どんぐり*さん 30代・ママ 女の子5歳)
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