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1・2年生のための「総合的な学習」につなげるための本。絵本形式なので楽しく読めます。
一時期子どもたちの間でブームになった「怪談レストラン」シリーズ。一度はちゃんと読んでみようと思っていましたが、あまりの種類にどれから?と、悩んだ末、表紙絵のインパクトで、この本を手に取りました。
導入は総監修の松谷みよ子さんのおはなしで始まり、間にいろいろな作者から選ばれた「お人形のおはなし」が10作入っていました。
どのお話もテーマに合ったちょっと不思議で、ちょっと怖い人形のおはなしです。
どれもそれほど長くなく、完結しているので、小学生くらいの子どもたちには読みやすいだろうなと、改めて思いました。
個人的に印象的だったのは、
「お百度まいり」(小沢清子さん:作)と「十二月十二日」(岡野久美子さん:作)、のおはなしでした。
後、おはなしの間に2カ所“民俗・口承文芸”を研究している民俗学者の常光徹さんの「妖怪コラム」みたいなものが載っていて、それが面白かったです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子22歳、女の子17歳)
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