こちらも、やっぱり哀しき恋物語。なのに思わずふきだしてしまうのは、バクが愛らしく一生懸命だからでしょう。でも最後に幸せになれてよかったね、バクくん。
五味太郎さんの作品だったのでこの絵本を選びました。以前にこの絵本の日本語版を既に読んでいたので親近感が湧きました。単語の語調を合わせて韻を踏んでいる所がさすが五味太郎さんだなと感心しました。日本人にも馴染みのある単語ばかりが登場するのも良かったです。絵と単語のみで物語が完結しているのにも力量を感じました。特に主人公の気持ちがしっかりと伝わってくる最後の場面が気に入りました。 (なびころさん 30代・ママ 女の子1歳)
|