7匹のヤドカリが、えっちらおっちら、石の上を登っています。どんどんどんどん登った先には、あ! 何もない! 立ち止まった大きなヤドカリの上に、小さなヤドカリたちがよじ登って、最後はみんなで落っこちてしまいます。でも、ヤドカリたちはわっはっはと笑って、また石の上を登りはじめるのでした。ヤドカリを実際に飼っている著者が、ヤドカリたちの遊びを観察しながら描いた絵本です
数匹のヤドカリが石に登って、ころんころんと落ちてしまうのですが、面白いのでまた登ろうという単純なお話です。
絵もいたってシンプルで、やどかりと石と水しか描かれていませんが、やどかりの表情がコミカルで、言葉もリズミカルです。
いつも初めての本にはあまり興味を示さない息子(1歳4ヶ月)が、この本には初めから惹きつけられたようで、何度も何度も読まされました。特に「おさないで〜 おちちゃうよ〜」のところがお気に入りです。
主人にも大好評で、普段は頼んでも息子に絵本など読んでくれないのですが、この本を見せたら、「これ面白いな〜。読んでやろう!!」とその気になっていました。
(あかごんさん 30代・ママ 男の子1歳)
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