赤いスカーフを首に巻いたロバのポコが、野原でクローバーを食べようとしたとき 「よつばのクローバー たべないで!」と声がします。 青いかばんをななめにかけた小さなうさぎのポーリーでした。 「これ、そんなにおいしいの?」 よつばのクローバーのにおいをふがふがかぐポコ。 ポーリーは、「もっていると たのしいことや うれしいことに いっぱいであえるんだよ」とおしえてあげます。 「ぼくもほしいなあ」と言うポコのために、よつばのクローバーを探しはじめますが・・・。
とりごえまりさんが描く、野原とクローバーの緑がとってもきれい! 最初に見つけたよつばを、ポーリーはずっと大事にもっていますが、最後のページでは、手からなくなっています。 仲良くなったポコとポーリー。 大切なよつばのクローバー、ポーリーはどうしたんでしょう。 答えはとりごえさんの絵のなかですよ。 絵探ししてみてくださいね。
ほのぼのした友情の芽生えに、読んでいるこちらも癒されちゃいます。 おともだちに出会って、おしゃべりして、一緒に遊んで・・・。 またあしたあそぼう、と約束をして別れる、日常の愛しさ。 2匹が遊んだ緑の野原から、そよそよと、やさしい風が吹いてきそうな絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ロバのポコとうさぎのポーリーは、四つ葉のクローバーを探しに出かけます。 池に行っても、畑にいっても、あるのは三つ葉ばかり。最後に二匹がみつけたのは…。 なにげない毎日の中にある幸せが伝わります。
6歳と8歳の娘たちに読みました。
ロバのポコとうさぎのポーリーが四葉のクローバーを探すお話なんです。なかなか見つからない四葉。最初にポーリーが1つ見つけて持っていたのに、あれ?なくなってポコの頭に!ポーリーの優しさに感動です。とっても心の温まるお話です。 (きーちゃんママさん 30代・ママ 女の子8歳、女の子6歳)
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