冬の夜に語りたい、心やさしいファンタジー 夕方から降りだしたした雪をみて、お母さんはあわてて甘酒を作りだしました。 「こんなにいっぱいの甘酒、誰が飲むの?」みこちゃんが聞いたとき、誰かが玄 関のドアをトントントン…。家にやってきたのは知らない子どもたち。甘酒を飲 んで温まると、うれしそうに帰っていきます。不思議に思っていると、お父さん とお母さんが「咲いたばかりの花たちだよ」と教えてくれました。そして…。
あまんきみこの思いやりに満ちたやさしい世界を、鎌田暢子が温かな筆づかいで 表現しています。
あまんきみこさんのファンタジー童話は,何でしょう,大人が読んでも懐かしいような温かいような気持ちになります。
たくさんの子供たちは咲いたばかりの花だったのですね!
甘酒っていうのもまた何だかいいな〜と思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子8歳)
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