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![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
世界最大の両生類で国の特別天然記念物なのに、その生態が謎だらけなオオサンショウウオ。1971年開園以来、調査研究して来た安佐動物公園がおくる、ユーモラスな姿と、オスのヌシが重要な役割をする子育てのようすの紹介です。地域の人たちと取り組む「サンちゃん」保護活動も必見です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
川の王さま、、、!!
ときくと、オオサンショウウオ好きの私はタイトルからゾクゾクします。
私は、ドキュメント 地球のなかまたち シリーズも第好きなので絵本ナビで在庫があって良かったです、泣。しかも、オオサンショウウオで有名な広島市安佐動物公園がつくられているとあっては絶対に欲しい一冊でした。
もちろん安佐動物公園のオオサンショウウオに会いにいったこともあり、バックヤードツアーに参加したこともありますが、写真で分かりやすく、拡大された写真もふんだんに使われていて、バックヤードツアーでしか聞けないことなんかも触れられていました。
地球のなかまたちシリーズらしい、期待を裏切らない一冊です。
1番注目してほしいのは、現在、オオサンショウウオの住んでいる川には堰ができ、それでも必死にのぼって上流の産卵巣穴までたどり着けず卵を守れなくなっていること。田畑や人間の生活のためにコンクリートの川岸が必要だが、そのためにオオサンショウウオの巣穴がなくなっている。オオサンショウウオと人間が共存するために、安佐動物公園のされていることや、広島で行われている活動を知ってもらいたいです!
こういった活動を知り、オオサンショウウオに対する意識が変われば、
日本にしかいない生き物に対しても、
川や海のこと、生活ゴミに対してなどの意識も変わるかもしれません。
オリンピックなどスポーツで日本を応援するように、日本にしかいない生き物たちを守り応援したいです。 (イヨイヨさん 30代・ママ 男の子4歳、女の子2歳)
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