言葉を覚え始めの何でも声に出してしゃべってみたい頃。 すんなり会話ができる様になる訳じゃないからこそ、 もどかしくて、でもとっても愛おしい時期でもありますよね。 そんな子どもたちと遊びながらコミュニケーションしたり、学んだりするのにぴったりなのが『くろくまくん あいうえお』。
くろくまくんと一緒に大きな声を出しながら「あ」「い」「う」「え」「お」って言ってみよう! 大きな口をあけて「あ!」。 真っ白な歯で「いー」。 くろくまくんが「い」の顔をしたら、ぶたくんやねこさん、うさぎさんたちみんなも一緒に「いー」の顔。 そしたらボクもワタシも一緒に言ってみよう、「いー!」。 次は「う」。「う」はどんな顔になるのかな…?なんかポーズもあるみたい…?
絵本は「あいうえお」でおしまい。 一緒に声に出して楽しむだけなのに、色々な表情になったりポーズをとったり。 「か」から続きは皆さんでどうぞ、っていうのもいさぎよくていいですね(笑)。 これがすごく可愛いんです。楽しいのです。笑っちゃうんです。 こんな「あいうえおの絵本」、ありそうでなかったかも!?一緒に読んでいる子どもたちの顔も見てみたいですよね。
ほのぼの絵本「おはなし・くろくま」シリーズですっかり人気者のくろくまくんと、遊びながら学べる知育絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
くろくまくんが「あ!」と言ったら、みんなも「あ!」。 大きな口をあけて、「あ!」 くろくまくんと仲間たちといっしょに、「あいうえお」って言ってみよう! 順番に言ったり、みんなで声をそろえたり…。 いっしょに声に出して楽しむ、あいうえお絵本。
くろくまくんが「あいうえお」の発音の仕方を教えてくれる絵本でした。
コロナ禍のマスク着用時など、話をするときにほかの人の口の動きを見る機会が少ないときなど、子どもにとって、発音をするときの口の動きも教えてくれるこのような内容の絵本は必要だと思います。
「あいうえお」の続きの絵本もあると良いと思いました。 (さくらっこママさん 40代・ママ 女の子9歳、男の子6歳)
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