小学校4年生の奈美は、いそがしい両親のかわりに、妹のミチルの世話で毎日大いそがし。ミチルはかわいいけれど、自分の時間もたまには欲しい…。日常と非日常を揺れ動きながら、少しずつ成長していく少女の物語。
この夏休み、3〜4年生にお勧めの本として紹介されていました
奈美と冴子は3年生までは学童クラブでいつも一緒でした。でも今はクラスも違い、奈美は忙しい両親の変わりに妹ミチルの面倒を見ています。
おかあさんは何かと言うと「店を持つまでは・・・」と言うのです。
だけど・・・・
自分一人の時間もほしいけど、妹のミチルも気になる、複雑な思いを抱えながら生活する中で「虫愛する姫君」という物語の人物に出会います
ーーーーいとをさなきことなりーーー
これはいったい誰の声・・・?
友情、家族、学校、それぞれの関係が少しずつ解きほぐれていく様子が、日常の中で静かに表現されています
小学校中学年からお勧めです (風の秋桜さん 40代・その他の方 )
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