水の存在を、水田や湖など個々で考えがちなのが私たち人間です。でも水は上から下へ流れながら様々な生命を育んでいます。水の流れを見て、様々な生物との関係に想像力をふくらませてみましょう。水は水道から生まれるのではなく、遠くの山から流れている。そんな当たり前のことを改めて正面から見つめた美しい写真絵本です。
源流から、水の旅は清らかで、美しく、あまり大きな河川としての旅を始めることなく目的地に辿り着く。
終着点が湖だというのでもしやと思ったら、琵琶湖に流れる安曇川水系だそうです。
58キロの水の旅は、優雅で心を清めてくれるような気がしました。
川は海を目指すだけではないですね。
子どもの絵本としては、とても贅沢な写真絵本です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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