『どろんこハリー』の名コンビ、ジオンとグレアムによる絵本『ニブルとたいせつなきのみ』が、初めての邦訳本になりました。 『ニブルとたいせつなきのみ』は、感謝祭用の大切な木の実を取られてしまった子リスのニブルが、木の実を取り戻すために奮闘するお話で、大変愛らしい作品です。
『どろんこハリー』を出すまでもなく有名なマーガレット・ブロイ・グレアムとジーン・ジオンのコンビの作品です。
だまされた木の実を取りかえすために、毅然とふるまうニブルの姿がとても素敵です。
ですが、悪い人ってこんなに簡単に心変わりするものなのかな?って。私のけがれた心は思ってしまったのです。
で、息子にも読んでもらい意見をもらうと、「こういう本ってさ こういう風な展開じゃない。たいてい」というクールな反応でした。
そっか、絵本には本当に悪い人は出てこないものなんですねぇ。と子どもから教えられたような気がしました。
絵本に限らず本って、その時の自分の気持ちを反映するものなので、疲れていない時にもう一度読みたいと思います。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子11歳)
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