男の子のおさるの「ももた」と女の子のおさるの「ももち」がすうじの木で遊んでいます。 すうじの木には、すうじの卵がなるのです。 「まあるくてぺったんぺったん あるくかわいいたまごを1こください!」 ・・・え、これ、ペンギン!? 「いいかおりのするきれいないろのたまごを2こください!」 ・・・うわあ、これお花かな?
次から次へ、まるでイースター(復活祭)の卵のように色とりどりで、ぎゅっと卵の形に押し込められた「何か」が、すうじの数だけ出てきます。 「1」から「10」まで各ページに出てきた卵が一度に並んだところは壮観ですよ。 そこでオチはおしまいかと思ったら、大きなにわとりやってきて、卵をみんなあたためて・・・さて最後どうなったか。 もうこれは見ていただくしかありません。 大げさに言えば「よってらっしゃい見てらっしゃい」と手をたたきたくなります。 卵がぜんぶ、とけて(?)そろって大集合。子どもは夢中になりそう。 卵の数をかぞえながら「すうじ」を知る3〜6歳向けの絵本。 『あいうえおのき』『えいごのき』と合わせて親子で楽しんでくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
すうじの卵がなるすうじのきがあった。男の子のおさるのももたと、女の子のおさるのももちは、いつもすうじのきで遊んでいる…。「1から10」まで、不思議な卵で数を数える知育絵本。
最近では、イースターのイベントなども盛んに開催されるようになっているので、カラフルなたまごを見たり、作ったりする機会もあるのではないでしょうか?
そんなイースターのたまごのようなカラフルで不思議なたまごがなる木が出てきます。
1から10までの数のたまごが出てくるのですが、見ていてとっても楽しいです!
まだ数の概念がない1歳から3歳くらいの子にピッタリだと思います!
単純に楽しんでらうちに、段々と数わわ覚えられちゃうと思います。親も「数を教えたい!」と気負わず、絵本を楽しんでもらおうと読むといいのではないでしょうか。 (ピーホーさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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