ぺんぺん草は冬、円い形で地面に伏せて寒さをしのぎ、根に栄養をためていき、春になるとその栄養を使って茎を伸ばし、高いところから種をまきます。季節によってまるで違った形に姿を変えるぺんぺん草には、生きる知恵が詰まっています。寒い冬をたくましく越え、春の七草として食べてもおいしい、ぺんぺん草の一年を見つめます。
身近な植物であるぺんぺんぐさをここまで丁寧に描いている絵本はなかなかないと思います。
大人の私でも知らないことがたくさんありました。
また春の七草についてのページがあるのもよかったです。
七草の名前は覚えていましたが一つ一つの詳細は知らなかったので娘はとても勉強になったようです。
(りおらんらんさん 30代・ママ 女の子6歳、男の子2歳)
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