シモンというのは「やりたいほうだい」のうさぎの子。 困ったときには、こう叫ぶのです。
「あっ、オオカミだ!」
そのすきに「やりたいほうだい しほうだい」。 …本当にいけない子です。
部屋はシモンの好きなもので散らかし放題。 おしっこだって好きなところでしちゃう。 あれ、何か企んでそうな、でも愛嬌のあるこの表情、見覚えあるぞ。 うちの息子? いやいや(それもあるけど)。 …あの伝説の一言で爆発的な人気者になった『うんちっち』のシモンではありませんか。
うさぎたちの前で「オオカミだ!」なんて。胸がスカッとするほど悪いことしちゃってます。でもあんまり調子に乗っていると、強烈なしっぺ返しをもらいますよ。やれやれ、大人しい子になったのかな…?
子どもたちは、あっという間にシモンの味方になっちゃうようです。まるで共犯者のような表情!楽しそうです。怒られるってわかっていても、そのギリギリの緊張感が子どもたちにはたまらないようですね。困ったものです。 でも、このたくましさ。嫌いじゃありません。(本当は大好き!)
フランスのロングセラー、そして『うんちっち』の姉妹編。待望の再刊です。 どちらもみんなで読んで、大声で盛り上がってくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「オオカミ少年」ならぬ「オオカミうさぎ」が、やってきた!爆発的大人気の読みきかせ絵本『うんちっち』の姉妹編、待望の再刊。フランスのロングセラー絵本です。
シモン、またまた登場ですか!
「うんちっち」が、強烈な印象を残す作品だっただけに期待して読みました。
やりたい放題のうさぎの子シモン。
今回は、自分がしたくないことを周囲の大人に言われると「あっ、オオカミだ!」の連呼。
この言葉に慌てる大人も愉快ですが、その隙にやりたい放題し放題のシモンの様子が小憎らしい(笑)。
さて、シモンのおとうさんのとった作戦は、・・・。
エンデイングのシモンの可愛らしさに降参しました。
シモンのようなこまったちゃん年頃って、あっという間に過ぎちゃいました。
シモンのようなお子さんがいらっしゃるご家庭は、子育てをたっぷり楽しんでください。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子14歳)
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