あるところに、ちいさなおはなしやさんが、ちいさななねことすんでいました。ちいさなみせに、ちいさなかんばんをだして、おはなしをうってくらしていました。「おはなしをうる」ってどういうこと? それはね…。
図書館から借りてきました。
ちいさなおはなしやさんは、ちいさなねこと、おはなしをうって暮らしていました。
おはなしを売る?
不思議な印象を受けますが、種あかしをするとこうです。
庭にある、青い実を、鍋で煮て、とろ〜りと美味しそうになったら、瓶に詰めて、お話のできあがり。
この、とろ〜りとしたお話のタネを食べると、誰でもお話を感じることができて、そのお話を感じたあとは、心がぽかぽか温かくなれます。
だから、おはなしやさんのお店はいつも大繁盛でした。
そんなある日…。
少し不思議な設定でしたが、とっても楽しかったです。
こんなお店があったら本当に買い物にいってみたいな〜と思いました。
子ども向けでしょうが、大人の私が読んでも楽しめました。
さすが、竹下文子さん。
挿絵もほんわかした感じでとってもあっていました。
是非! (オーレリーさん 40代・ママ 男の子8歳、男の子1歳)
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