8歳の息子と読みましたが、
3歳の娘と、母である私の絵本のような印象を受けました。
女王様ではないけれど、いつも仕事で忙しい私。
なかなか思うように娘の相手をしてあげれない私と、
その間に一人で歌を歌ったり、ぬいぐるみとおしゃべりしたり、
空想の世界へ飛んでいってしまった娘。
忙しいときは、「今、忙しいから、ごめんね。」
とつい言ってしまうのですが、
実際に娘が一人遊びに熱中し出してしまうと、
家事の合間でもなんだかちょっと寂しくなって、
ついちょっかいをかけてしまう私。
私には、この女王さまの寂しくなってしまった気持ちが、
とってもよく分かります。
最後には必ず私のところに帰ってきてくれる娘。
娘にとって安心できる場所であることに感謝しつつ、
母娘の絆をこれからも大切にしていこうと思わされる一冊です。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
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