大きな森の中に住んでいるゴリラ、モジャキ。 このモジャキの楽しみというのが・・・
こっそり、はなくそを食べること!
ところがある晩、その姿をフクロウのロニンに見られてしまった。 「毎晩、何をそんなにうまそうに食べておるんじゃ?」 モジャキの口からとっさに出た言葉は、 「あたまのよくなるくすりだよ」
さあ、大変。 この話は森じゅうに広がって、そのくすりを欲しいという動物たちがどんどんやってきた! モジャキは忙しくなるし、うそはついているし、でも本当のことは言えないし、とうとう・・・。 ゴリラのモジャキとはなくそをめぐる物語。 一体どうなってしまうのでしょう。
話が大きくなればなるほど、深刻になればなるほど、笑っちゃうのは「はなくそ」パワーのすごさ。 だって、みんながはなくそに右往左往されているんですよ。その姿がおもしろい。 モジャキの表情も、みんなのポカンとした表情もやっぱりおもしろい。 この絵本を作ったのは、全国のコンサートや講習会で大活躍しているスーパーデュオ「ケロポンズ」のポンちゃん。 「はなくそに関するエピソードはみんなあるはず。ちなみにわたしは食べたことありまーす!」っていう自信の体験により生まれたのが、このポンちゃんの絵本デビュー作だとか。 ポンちゃんとはなくそ、恐るべし!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ゴリラのモジャキの楽しみは、こっそり、はなくそをまるめて食べること。ところがある夜、その姿をフクロウに見られてしまい、「あたまのよくなるくすりだよ」と答えてしまったから、さあたいへん!つぎの日からモジャキのところに、くすりを欲しいという動物たちがどんどんやってきます…。ケロポンズのポンちゃんの絵本デビュー作。
とんでもないお話ですが、子供にはいいかも。
モジャキがいつもこっそり食べているもの、
それはなんとはなくそです。
食べているところをふくろうに見られてしまい、
とっさに頭が良くなるくすりを食べていると
嘘をついてしまいました。
どうしてもその薬が欲しくなったふくろう。
大切なものと交換という条件で
モジャキにせがみます。
内緒にしてねとふくろうにお願いしたのに
あっという間に噂になり、
あっちこちにはなくそを配ることに
なってしまいました。
軽くついた嘘のせいで
モジャキは苦しくなってしまい、
とうとう寝込んでしまいました。
このお話はケロポンズのポンちゃんの作品です。
ユーモアがあるお話ですが、
下品だと感じる方にはお勧めしません・・・ (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子11歳)
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