お箸屋さんが作った本!
月に1,2回程しかお箸を使った食事をしない我が家では、日本の子どもたちのように、普段の食事の中で自然とお箸を使う習慣を身につけさせてやることができません。昨年、日本の幼稚園に体験入学をさせてもらったのをきっかけに、洋風のメニューのときでも、なるべく家族みんなでお箸を使うように心掛けてはきたのですが、なかなか続かなかったり(パパも大変そうだし!)、正しい持ち方を習得させるにはどう教えたらいいのかもわからず、とりあえずはお箸に馴染んで、楽しく食べてくれればいいか、と思い、あまり口うるさく注意したり、積極的に練習させたりもしないまま、半年が過ぎてしまっていました。
そんな折、じいじが、旅行先で立ち寄った若狭塗箸専門店で見つけてくれたのが、この絵本でした。
早速、六角箸といっしょに送ってくれた絵本を開いてみると、・・・
すごいです!!感激しました!
こんなふうに練習すれば、上手にお箸を持てるようになるんですね。目から鱗です!
お箸の正しい持ち方だけでなく、お箸を使ってできることや、してはいけないことも、1つ1つ詳しく丁寧に書かれていて、お箸って本当に優れたものなんだな、と改めて、箸の文化に感動したり、娘に「あっ、ママ、これいつもやってるよ! これは、いけないことなんだって。」と指摘され(!)、親子で食事の作法を学んだりもできました。それに、レストランでのマナーもわかりやすく、面白い絵になっているので、娘も楽しんで読んでいます。
オハシマンというキャラクターも、「アンパンマン」に出てくる仲間のようで、お話や絵は、「しまじろう」風なので、子どもたちにも親しみやすく、幼稚園の給食時間も楽しくなりそうな内容です。娘も、すぐにオハシマンが大好きになり、お箸を右手に持ちながら、何度も何度も楽しんで読んでいます。特に、オハシマンの登場シーンは、毎回大喜び。「チョップスティックぼしから やってきた オハシマン」というフレーズが、可笑しいようです。
絵本を読み始めて4日目(その間、絵本を読むときも、食べるときも、毎日、自分から進んでお箸の持ち方を練習して)、ついに正しい持ち方で食べられるようになりました!!本当にうれしくて、いっぱいいっぱい褒めてあげながら、いっしょに喜び合いました!
うちの子のように、海外に暮らす子どもや、私のように、教え方に自信がないというお母さんにも、オススメ!!大手のオンラインショップでも購入できるようですが、絵本ナビでもぜひぜひ紹介していただきたい1冊です!!