たぬきのばけたおつきさま」 みんなの声

たぬきのばけたおつきさま 作:西本 鶏介
絵:小野 かおる
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2011年07月15日
ISBN:9784790252283
評価スコア 4.44
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みんなの声 総数 8
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  • たぬきがかわいくて、抱きしめたい!

    小野かおるさんの絵が好きです。
    なんだか、心がぽっとあったかくなるタッチだなあって
    いつも思っています。
    この絵本のたぬきもまたかわいらしくて
    抱きしめたくなります。
    キャラクターのようなぐりっとしたかわいらしさではないけれど、
    なんともいえない表情と質感がたまりません。
    心優しいたぬきなんだろうな〜と思います。
    お話の内容も感動的で、思わず読み聞かせしながら
    涙が出そうになりました。
    ラストのシーンで、おまわりさんとたぬきたちが手を取り合う
    場面があるのですが、ここは本当に心和みます。
    子供もじっと聞いていました。
    楽しい愉快な本も好きな娘ですが、
    こういうしっとりしたお話も好きなようで
    何度か繰り返し読まされました。

    投稿日:2011/07/28

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  • お話もイラストも実に素敵です。

    優しくて温かくて切なくて・・・言葉には表すのが難しいけれど、とっても心にくるお話です。
    相手を思いやるってこういうことなんですね。
    それで心の悲しみが解決するわけではないけれど、その温かさに救われるのは確かに思います。
    たぬきの絵本って、いたずらっぽいお話が多いですが、こちらはとにかく真摯に優しいたぬきのお話です。
    イラストの味わいがあって、時代関係なく好まれるイラストに思いました。

    投稿日:2020/09/29

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  • 優しいたぬき

    動物の好きなおまわりさんのたぬきとの交流が素晴らしいと思い

    ました。おかあさんが亡くなってから、泣いてばかりでなかなか外

    へ出てこないたぬきの女の子を慰めようと一生懸命お月様に

    化ける練習をしてしてたのですが、でも口を聞いてくれません。

    それで怪我をした動物を見つけると自分で手当てをしてあげたり

    麓の獣医さんのところに連れていってあげる親切なおまわりさん

    に、女の子を外に連れ出してもらいました。

    お月様に化けたたぬきの男の子は、お月さまからちょっと

    尻尾のようなものがでて来て、ぶらぶら揺れてました(笑)

    「あのお月様はね、きみを大好きなたぬきが化けているんだよ」

    たぬきの女の子が黙ってお月様を見上げると、輝くお月様の中

    に、たぬきの女の子のおかあさんの姿がうかびました。

    「あっ、おかあさん・・・・・」と、たぬきの女の子が叫ぶと、拝むよう

    に両手を合わせました。それから、「あっ、かあちゃん・・・・」

    なんとおまわりさんのかあちゃんの姿まで、浮かんでいたの

    でした。交番で、机の上のおかあさんの写真を眺めていた

    のを思い出しました。たぬきの思いやりや優しさに涙が出て

    しまいました。

    投稿日:2019/05/03

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  • たぬき、すごい!!

    昔ばなしなどでは、いたずら者か悪者で登場することが多い、たぬき。
    「たぬきの中にも、心優しい たぬきがたくさんいるはず!」と、考えられたのが、このお話とのこと。

    もう、たまらないです!
    心を閉ざしてしまった、たぬきの女の子を励ますというところまでは、よくある感じですが、そのあとにみせた たぬきの心配りに驚くとともに、本当に頭が下がりました。
    この たぬきの優しさはホンモノだ!って。

    おつきさまも、存在そのものが、とても神秘的で優しいイメージ。
    それにしても、たぬきって、本当におつきさまが良く似合います。
    この組合せだから、お話の良さが最大限にひきだされているなって思いました!

    たぬきとおつきさまの魔法にすっかり魅了されてしまい、すごく心があったかくなりました。
    おつきみシーズン以外でも、オススメの作品です。

    投稿日:2013/09/30

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  • 優しい気持ちになりました

     たった今届きました。ありがとうございました。 絵本ナビさんでポイントを貰ったので、使わせて頂き、購入しました。全ページためしよみではないし、図書館にもまだ無かったので買いましたが、優しい気持ちになれたので是非小学校で読みきかせをしますね。

     交番のおまわりさんもたぬきもとっても思いやりがあって心が洗われました。おまわりさんはどうぶつのけがを治したり、獣医さんに連れて行ってあげたり、この日もパトロールに出る前にやってきた元気のないたぬきの話を聞いてあげます。どの姿も優しさを感じますし、たぬきと目線を合わせて話を聞いている姿もいいですね。

     たぬきは好きな女の子を慰めたくて月に化けますが、うまく行かず、おまわりさんにその子を「たすけてあげてください」といいます。

     女の子にたぬきの化けたお月様をみせますが、ちょっと変なお月様。でもそこにはたぬきの思いやりがあらわれます。そして交番に飾ってあった写真からおまわりさんにもプレゼント。

     優しい気持ちが伝わってよかったし、会いたい人に会えてよかったです。「きつねの窓」でも両手の親指と人差し指で作った窓に会いたい人が出てきます。会いたいなぁ・・そういう思いってありますね。
    やさしいお話しです。

    投稿日:2012/09/11

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  • やさしいきもちが伝わってきます

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    久し振りに、素直な優しい気持ちを書いた絵本を読んだ気がします。

    「ないたあかおに」の鬼のように、このたぬきも純粋に友達を悲しみから救いたいという、優しいきもちだけで、一生懸命考えてそして自分の出来ることをしたのです。

    たとえ、的外れなことをしたとしても、自分のために何かをしてくれたという、その気持ちは、絶対に相手に伝わるはず。

    良いはなしだなあと思いました。

    投稿日:2011/12/06

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  • 優しいタヌキ

    元気のない女の子のタヌキのために、お月様に変身したタヌキ。
    そのお月様は、優しさにあふれたものでした。

    タヌキの化けた偽物の月かもしれません。
    でも、本物のお月様でも出来ないようなことを、タヌキ一人でやってくれました。
    こんなにも、温かい月は他にないでしょう。

    投稿日:2011/10/03

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  • ママを亡くした悲しみを和らげる優しさ

    たぬきの女の子がママを亡くして落ち込んでいるところを、たぬきの子が月に化けたりママの面影をうつしたりして慰めようとします。実際にはそれでは完全には慰められないけど、少しでも優しさに触れれば癒されるもの。このたぬきの子は、ついでに警官のお母さんのことまで癒そうとします。意外に切ない、良い作品だと思います。

    投稿日:2011/08/21

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