アランの歯はでっかいぞ こわーいぞ」 ママの声

アランの歯はでっかいぞ こわーいぞ 作:ジャーヴィス
訳:青山 南
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年05月23日
ISBN:9784776407621
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  • 朝の怖がらせのお時間

    『ALAN’S BIG SCARY TEETH』が原題。
    軽妙な意訳が愉快です。
    怖ーいワニの一族のアランの日課は、朝の怖がらせのお時間。
    ジャングルでみんなを怖がらせるのです。
    そのために、頑張って!?歯や鱗の手入れをしているというわけなのです。
    ところが、その歯には秘密があって、ある日ハプニングが。
    ある意味、アランのアイデンティティ探しストーリーといえるかもしれません。
    ともあれ、みんなとの共存できた今は、それはそれは幸せ。
    うう、究極のハッピーエンドだと思います。
    ちょっとした歯みがき奨励本にも使えそうです。
    幼稚園児くらいから楽しめそうです。

    投稿日:2016/10/13

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  • ピッカピカの歯、実は・・・

    表紙のワニのいたずらな目がなんとも言えずおかしくて、興味を持ちました。
    みんなを怖がらせるために、歯を念入りに手入れするアラン。努力の甲斐あって、歯はピカピカ。周りのみんなも恐れています。
    みんなが怖がるのを見て楽しむアランですが、ピッカピカの歯には、実は秘密があるんです。
    予想外の展開に驚きましたが、なんとも可愛らしいお話。カラフルでユーモアあふれる挿絵も楽しかったです。

    投稿日:2016/06/22

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  • ワニの歯の秘密

    『アランの歯はでっかいぞこわーいぞ』は、ジャービスによって描かれたユーモラスで色鮮やかな絵本です。この絵本では、こわーいワニのアランが登場し、ジャングルの中でみんなをこわがらせるために努力している様子が描かれています。アランは自分の歯や爪を磨き、うろこを光らせるなど、恐ろしさを引き出すために一生懸命になっています。しかし、実はその「こわさ」には意外な秘密が隠されていて、最終的にアランの歯が入れ歯であることが明かされるシーンには驚きがありました。

    アランは、ジャングルで一番こわいワニとしてみんなに恐れられる存在です。ですが、読んでいくうちに、実はその恐ろしさはアラン自身が「作り上げている」ことがわかります。特に、アランが毎日10分かけて丁寧に歯を磨くシーンは、彼のこだわりや真面目さが伝わってきて、少し切ない気持ちにもなります。きっとアランは本当はみんなに恐れられることに、少し寂しさを感じていたのでしょう。

    そして、アランの歯が入れ歯だとわかった瞬間、子どもたちはびっくり!でも、その驚きの中にも、どこかホッとするような安心感もあります。実は、アランは怖がらせることが生きがいだったけれど、彼の本当の気持ちはもっと違うところにあったのだろうということが伝わってきます。

    この絵本は、ただの「こわいワニ」の話ではありません。アランの歯の秘密を通して、見た目だけでなく、その裏にある努力や気持ちに目を向ける大切さも教えてくれます。さらに、歯の大切さにも触れられており、子どもたちにとっては歯磨きの重要性を楽しく学べる内容です。

    また、ジャービスの絵はとてもカラフルで、ポップな色使いが魅力的です。アランの大きな歯が目立ち、ユーモラスな表現が続く中で、少しずつアランの気持ちが変化していく様子が感じられます。この絵本を読んで、単に笑って終わるのではなく、アランの心の変化に気づき、最後には温かい気持ちになれることがとても素敵です。

    『アランの歯はでっかいぞこわーいぞ』は、ユーモアと驚き、そして心温まるメッセージが詰まった絵本で、子どもたちにも大人たちにも楽しんでもらえる一冊だと思います。

    投稿日:2024/12/10

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  • まさかの展開

    7歳次女に読みました。

    アランは怖いワニ。動物たちを怖がらすために歯磨きも欠かさず、頑張っています。

    でも実はアランには秘密が・・・。それがばれてしまって。アランをみんな怖がらなくなってしまい。どんな秘密があったかは、ぜひ読んでみてください。絵もとっても素敵ですよー。

    投稿日:2017/09/06

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  • 堅苦しくない課題図書!

    2017年の読書感想文の課題図書になっている絵本です。
    堅苦しくなく,一人読み初級段階の低学年の子供でも楽しく読める絵本といった印象です。
    我が家の小学校1年生の娘も苦なく一人読みしていました。
    イラストもユーモアあってよかったです。

    投稿日:2017/07/21

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  • 歯が・・・笑。

    怖がらせるのがお仕事のアランは、自分の歯を毎日ピカピカに磨きます。その誇らしげな様子がなんとも言えず笑えました。あるときをきっかけに生き方を変えたアランですが、誰かのために役に立っていることが嬉しそうでした。

    投稿日:2017/07/01

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  • お茶目なワニ

    怖いワニがかわいかったという展開は
    けっこう見かけますが
    この絵本はちょっと変わっていて
    斜め上展開になっていきます。

    ジャングルのみんなを怖がらせるのが楽しみのワニのアラン。
    自慢の歯は、最低1本10分はかけて磨いているそうです。
    ここまでで「うーん、歯を磨こう的な本?」と読んでいくと・・。
    実は、アランの歯には秘密があったのです。
    それがもとになって起こる事件から
    アランにまた別の一面が生まれるのですが・・・。
    そもそも、そんな歯になんでなったんだろう・・とか深く考えると
    「やっぱり、歯を磨こうっ」ていう啓蒙の本・・という側面も
    否定できませんっっ!!!

    投稿日:2017/06/25

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  • 世界観がアメリカのファミリーアニメみたい

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子17歳

    カラフルでポッポな絵柄です。もともとイラストレーターやアニメーターの分野で活躍していたというのが絵柄でわかりました。
    「ファインディング・ニモ」とか「ズートピア」など、アメリカのファミリー・アニメっぽい世界観があります。
    ワニの歯が“入れ歯”だったという発想がすごいなと、思いました。

    絵は大きいのですが、なにぶんジャングルの中が舞台なので、背景の全体がごちゃごちゃしていて、遠目だとちょっと見づらい感じがありました。
    なので、書かれている文章も読みづらいです。
    読み聞かせに使えなくはないと思いますが、読みづらいので、読み手はよく練習したほうがよさそうです。

    投稿日:2017/05/14

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  • 怖くないワニ

    このお話は、みんなを怖がらせることを楽しみにしていたワニのアランが、実は入れ歯で、その入れ歯がいつも怖がらせていたほかの動物たちに盗まれてしまうというお話でした。ワニがいればなのにうちの子は大笑いだったのですが、ほかの動物たちにもう怖がらせないという約束をして入れ歯を返してもらっているのを見て、「入れ歯がないと変なワニやったしよかった〜!」と言って安心していました。

    投稿日:2016/12/09

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