うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)
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12件見つかりました
文章も絵も大変すばらしい作品だと思います。 6年生の読み聞かせで読みました。 みんな息をのんで見入っていました。 読み終えたときには「は〜〜〜」「ふーー」と たくさんの息をつく音が響きました。 なんとなく知っているお話だったと思いますが 小泉八雲さん、伊勢英子さんの世界に引き込まれたようでした。 日本独特の幽玄な世界が存分に描かれていると思います。 読み手としては、長い文章で言い回しも難しく 滞りなく読み終えることで精いっぱいでした。 それでも、今後も読み続けていきたい絵本です。
投稿日:2011/03/10
友人に伊勢英子さんの『雪女』がいいと聞いて読んでみました。 大判のサイズに、全頁氷で覆われているような冷ややかな緊張感を持った本でした。 結構長いお話なのですが、1年生の次男もじっと聞いていました。巳之吉が、嫁となったお雪に雪女の話を話し始めるところでは、「だめだよ。話しちゃだめだって言われたのに・・・」と思わず口にするほどでした。 お雪となって人間の暮らしをする雪女は、普通の人とは少し違って、ぼうっと光り輝いているように描かれているものの、恐ろしさはなく、たおやかな感じがします。 ところが、ひとたび雪女の本性を出した姿になると、情念のようなものが浮かび上がり、凄みを感じさせます。 最初から最後まで緊張感を失わない絵本です。
投稿日:2007/02/16
小学校で読み聞かせボランティアをしています。 毎年、この時期に高学年でこの本を読んでいます。 低学年に読むと「怖い」だけの本ですが 高学年の子は、異形の女が人を愛した悲劇や 哀しみ、情念みたいなものをなんとなく感じるようで 読み終わった時に どのクラスでも、空気が変わります。 他の『雪女』では、この空気感は得られません。 この絵本の絵と文章の融合が醸し出す 独特の世界観なのでしょう。
投稿日:2014/01/22
6年生の読みきかせで、読みました。 今朝はとても寒く、うっすらと雪も積もっていたので、この本を読むのにぴったりの日だったと思います。 美しい挿絵だなあと思ったら、挿絵を描かれたのはいせひでこさんだったのですね。納得(読みきかせの本は、自分で選んだものではなく、年間計画で決まっているものを読んだため、最初、画家がどなたなのか気にしていなかったのです)。 みんな、集中して聞いてくれたのは、きっと、物語に力があったからだろうなあと思いました。後ろで聞いていた担任の先生曰く「耳をふさいでいた子もいた」とのこと。怖かったのでしょうね。私もついつい力が入ってしまい、もしかしたら雪女のようになっていたかもしれません(美しくはなれませんが)。
投稿日:2019/01/11
近所の図書館に子どもといっしょに行ったとき、昔話コーナーから選んできたのがこの絵本でした。見るからに恐ろしそうな雰囲気の表紙。内容もやっぱり怖いです。雪女は綺麗だけど恐ろしい・・・でも最後は子どものために命を奪うことなく去ってしまいました。母性ですね。
投稿日:2017/03/12
息子が自分で選んできた本です。絵が雪の冷たさと暖かさを上手に表現していると思います。こういった日本の昔話が息子たちの世代でも語り継がれ、その先もつながっていくようにこういった本を読み聞かせたいと思いました。
投稿日:2012/03/30
雪の季節がやってくると、六年生に聞いてもらってます。 凍り付くような冷たさが伝わってくるような、少し怖い、でもすてきな絵が魅力です。
投稿日:2010/11/10
冬ってことで雪に関係する絵本を読んでみました。 雪女なんだかちょっと怖かったってことは、息子も覚えていたようですが、最後のシーンまでしっかり覚えていなかったようで、「へーこんな終わり方だったけ?」っと再確認していました。 この本は絵がとっても内容に合っていて、見ているだけで 寒さの伝わってきそうな素敵な絵でした。 小学校低学年向きかなっと思います。
投稿日:2009/11/23
市内の読み聞かせグループの集りの時に、ほかの小学校読み聞かせをしている方が紹介していて、そういえば大人になってから「雪女」は読んだことがないな。と思って、図書館で見つけてきました。 絵本で「雪女」の作品は検索するといくつかありますが、この絵本(イラストが伊勢英子さん)に限っては、幼児よりはむしろ中高生や大人向けの作品に仕上がっているように思います。 表紙の絵も氷のような白い女の人の肩から上が描かれていて、不気味な感じが醸し出されていますし、原作が小泉八雲もなだけに、北国にのこわい昔話。というよりむしろ、雪女の恋物語にメインを置いているので、小学生くらいの子には難しい印象を与えてしまう気がします。 伊勢さんの描く、主人公の巳之吉(みのきち)が超イケメンなので、それが絵本のすべてではありませんが、興味のある方は要チェック! こんなイケメンなら、雪女も惚れてしまうかもと、納得でした。 また、このお話では雪女が巳之吉ともうけた子どもの数が、男女合わせて10人と記されていて、そこにもびっくりしてしまいました。
投稿日:2009/02/25
読んでいて 背筋がぞくぞくしてくるような絵本です。 日本に古くから伝わる怪談・奇談を英訳し欧米で出版した小泉八雲氏。 後にそれらの物語は平井呈一氏によって日本語に翻訳されたのだそうです。 この「雪女」の物語も日本の妖怪話であるにも関わらず 洗練された感じがするのは こんないきさつがあったからなのかもしれません。 そして 絵は伊勢英子氏。 この絵本を読んだ娘が こんなことを言いました。 「もし小泉八雲が生きていたら こういう絵をつけて欲しかったって言っただろうね。」 なるほどと思いました。 雪山の怖さや 雪女に漂う怖ろしさや妖艶さが とても上手く描き表されているように思いました。 そして 私は このお話の主人公の若いきこりが 偶然この雪女に遭ってしまったばかりに 一生この出会いに縛られていくことになる悲哀に 思いをめぐらせたりもしました。
投稿日:2008/12/19
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