「ゆらゆらハンモック」 ママの声

ハンモックに乗っています。
どんどんお友達が増えていって、なんだか地面が近くなってきましたよ。
最後に乗ったのはカエルですが、実は、てんとうむしも乗っていることを発見しました。
「むし　いっぴきだって　おことわり」ということでしたから、カエルが乗る前に限界がきていたのでは？と思います。
墜落したときには飛んで逃げたのか、てんとうむしの姿は、この一瞬だけでした。

私自身がハンモックが好きなのでタイトルに魅せられてこの絵本を選びました。主人公の心の広さに感服してしまいました。楽しさを自分だけのものにしないで仲間と分け合おうとする姿に感動しました。主人公の行為のお陰で皆が楽しい時間を過ごす事ができてよかったと思いました。どんどん増えていく仲間にハラハラしました。私も主人公達の様にハンモックに乗りたくなりました。

ぼくの大好きなハンモック。
ねずみさんやにわとりさんを乗せてあげて・・
気がついたら大変なことに！
もうだめ〜！
なのに乗っちゃうの！？

とても平穏な空気から一気に緊迫感あふれる状況になる様子が伝わってきて、ハラハラドキドキです。

ついつい読み手も力が入り、それが子どもたちにも伝わるのか、息をのんでみつめていました。

最後はどうなっちゃったの？とキョトンとしていましたが、大きくなって少し想像力を生かせるようになるとまた違った楽しみ方もできるかなぁと思いました。
何もなかったかのようなかえるの表情がまたツボです。