ちょっと子供が怖がってしまいそうな、というか怖がってしまった絵本ですが、これだけ絵にインパクトが有ればいくら嘘を付くのが多くて困っていた子供でも嘘を付く事がきっと極端に減ってしまうのでは、と思ってしまう程子供達にとっては結構頭に残ってしまう、インパクトが強い絵本だと思いました。この絵本は確かにちょっとギョッとしてしまう絵が有ってちょっと私でも本当にこんなのが急にいたら怖いだろう、と思ってしまうような感じでしたが、嘘を付くのはやっぱり良い事では無いので、この本を通じて嘘を付くと良くないんだ、という事が理解出来てくれたらいいなと思いました。
嘘を良く付く子には嘘を付く事がきっと少なくなって安心出来ると思うし、嘘はほどんどつかない正直者の子でもちょっと怖い感じの絵本が大好き、という子にはぜひ読んでもらいたい1冊だと思いました。ちょっとしたヒヤヒヤ感、ドキドキ感が味わいたい時に、そして嘘をついてしまって叱られてしまった時等には、この絵本はお勧めです。