「あまのじゃく」 ママの声

あまのじゃくというから思っていることと反対のことを言ったりするあまのじゃくが出てくるのかと思って読んだのですが違うのですね。
あまのじゃくつりをしようという女の子が出てきます。あまのじゃくつりって何？と思いつつも読みました。でも子供がつりたくなるのも分かる気がします。
あまのじゃくの正体は…。

おもしろいタイトルの絵本だな〜とおもって、
図書館で借りて来ました。
表紙の絵（あまのじゃくなんでしょうね〜）もおちゃらけた感じで
人を笑わせるのが大好きな私は妙に親近感を感じ・・・

お話しの内容も子どもたちが好きそうなあそび、
「虫釣り」。それも“あまのじゃく”を草でつるっていうので
かなりそそられるお話しで一気に読みました。
その後、子どもたちにも「これ、おもしろいお話しだよ」
といって一緒に楽しんだのですが、やっぱり
「やってみたい！」連発！

でも、最後にあまのじゃくの正体がわかるのですが・・・
本当に「あまのじゃく」がいたら、是非、みてみたい！
あまのじゃくつりしてみたい！ってワクワクするお話しでした。

この作品は作者が「第３回日産童話と絵本のグランプリ」で、絵本大賞をとった作品です。
素直に面白かったです。
きっとこのお話は、作者本人が小さいころ体験したことをデフォルメして作られてるんでしょうね〜。

最後に「あまのじゃく」が本当な何なのかわかるんですが、「あまのじゃく」という生き物、私も本物を見てみたくなりました。
鬼のような顔なのに、白くて細い体の幼虫。見てみたいです！
お話もテンポがあって、読みやすくてよかったです。