感想を書こうと思って、ナビ内の検索をしたら、すごい数の「グリム」が上がってきました。
さすが、グリム童話!!改めて、グリム童話のお話のすごさ、作品の多さを感じました。
グリムの作品はいくつか読んできましたが、このシリーズは読んだ感触が、物語の翻訳が「語り」の形に近く(たぶん、原文に近い?と、勝手に解釈しています)、作家(翻訳家)が物語を膨らませる説明文がとても少なかったように感じました。
なぜ、この本を手にしたかというと、収められている話の中で、読んでみたい作品があったからです。
想像していたより、ずっと面白かったです!
そして、出久根育さんのイラストも見ごたえがありました!!
岩波少年文庫から出ていますので、子どもたちの目線から見ても、読みやすい作品になっていると思います。
知っているようで、意外と知らない昔ばなしも入っていますので、機会があったらぜひ、子どもたちに読んでもらいたい作品です。
出版社からのお薦め年齢は、小学校中学年くらいからでした。