三度の飯より電車が好きな息子。
2歳では早いかなと思いつつも、電車の表紙ということで手に取った絵本です。
結果はまったく問題なし。
公園においてあったSLに乗って遊んでいると、いつの間にか走りだすところから始まります。線路は銀河に向かって続きます。車内にはネコの車掌さん。雲の上でいろんな機関車を見たり、雲のソフトクリームを食べたり。最終電車の案内で元の世界に戻りますが、ポケットには、これが夢ではなかったという証拠が残されていました。
どこにでもありそうな普通の町に住む、普通の子どもたちに起こる冒険ファンタジー。自分たちの身にも起こりそうな設定は、夢があります。
考えてみると幼児向け絵本にはこういった設定は少ないように思います。
この本をきっかけに、わんぱくだんシリーズをすべて読みました。わんぱくだんのおかげで、海底やロボット、忍者、砂漠など、電車以外のテーマの絵本も興味をもつようになってくれました。わんぱくだんに感謝です!