「たぬきち おばけになる」 ママの声

せなけいこさんの絵本は結構読んだと思っていたのですが…まだありました！！今回の絵本は「〜の巻」ってな感じで何話か載っている感じで、時間のない時とかでも読んであげやすかったです。ちなみにうちの子は「傘化けの巻」が気に入ってました。

たぬきのたぬきちがおじいちゃんに化け方の練習を
教わります。
本格的に化けれるように色々なおばけの所に行き
化け方を教わります。
色々なおばけが次々と出てくるのが面白く
一生懸命見入っていました。
おばけの先生について練習して大分上手に
化けられるようになったたぬきちを見ながら
「おばけに教えてもらったら人間もおばけに化けれるように
なるかな」と下の子（３歳）が言ってたので笑ってしまいました。
私は最後のキツネのお母さんの気持ちが良くわかって
苦笑いしてしまいました。
お化け好きな子にはとっても面白いと思います。

おばけが大好きで興味深々な子供達。いつも借りてきたり、購入するせなさんの絵本はそこまで字が多くはないのですが、この絵本は「絵本」というより「読書する」って感じです。主人公のたぬきちがいろいろなおばけに出会っていろいろな体験をしていきます。それもお化けごとに違った体験。子供達も知らなかったお化けがたくさん出てきたので、文章が多くても静かに聞き入っていました。せなさん好きな読者にとっては、欲張って楽しめる絵本です

タヌキのたぬきちが、化けるのが上手になるためにいろいろなおばけの元で修行するお話。12のオムニバス形式で、色々楽しめるんですが、これは絵本というより童話って感じかな？文字が多くて長い！一冊読むのに軽く30分はかかってしまい、のどカラカラです。
せなさんのおばけものが好きな長女は「もういっかいよんで！」と催促しますが、下の子は所々聞きに来るという感じです。
すべてにオチがあり、笑えるものからしっくりこないものまで色々です。個人的には雪女がよかったかなあ。

そもそも、おばけが怖い我が家の子供たち。読み始めていくといろんなお化けが出てきてびくびく私の影に隠れながら、聞いていましたが、なかなか決まらないたぬきちくんの様子に段々緊張もほぐれてきました。最後は心やさしいたぬきちくんに場も和みました。でもやはりお化けは苦手のようです。