次女が、図書館で自分で選んで借りてきた絵本です。
パパと子どもの、楽しいお話かと思ったら、どうやら、夫婦仲がよくない両親の別居のお話でした。
後を追いかける幼いとしくんを置いて、パパは家を出ていってしまいます。
別の日、としくんが、パパの所へ遊びに行って、お風呂に入ってると、電話が鳴って・・・???
優柔不断なパパにふりまわされる、としくんがかわいそうすぎます。
孤独を抱え、がんばって仕事と育児を両立しているママの気持ちもわかりますが、やっぱり、子どもを犠牲にしたらいけないよ〜と思えます。
町じゅうの家をハンマーで壊して、パパのうちまでつなげちゃう!というとしくんの発想に、涙が出そうになります。
確かに、こういう家庭は増えてるのかもしれません。
でも、幼い子たちの読む絵本に、このテーマは重すぎるんじゃないかしら?!いえ、同じテーマでも、もっと元気になれる絵本はあるんじゃないかしら?希望のもてるラストシーンだけど、何かどうもしっくりしないんだよなあ・・・などと色々考えて、評価低くなりました。
絵も上手なのですが、登場人物がみんな同じ顔に見えて、魅力を感じられませんでした。