「へんてこりんなおるすばん」 ママの声

主人公のランちゃん、初めてのお留守番で お母さんがいないから
家の中の風景がいつもと違って見えたのかと思ったのですが、
そうではないのですねっ。f（＾ー＾；

文章量が多いので、自分で読むなら小学生以上でしょうか。
なんとなく掴みどころのない内容で、感動する場面も笑える場面も
オチもなく、楽しめませんでした。m（_ _”）m
絵本にいろいろと求めすぎなのかしらん？

ちょっと長めのお話しなので小学校低学年あたりからひとりで読むのにちょうどいいかと思います。絵がとてもかわいらしくメルヘンチックでこういうのが好きな女の子には見ているだけでも楽しいと思います。娘は途中で少し飽きてしまったようなので、もう少し短めの内容だったらかわいらしさがより伝わるような気がしました。

らんちゃんが1人ではじめてのおるすばんをするおはなし。

最初は、張り切って帰ってきたらんちゃんでしたが、
おやつを食べても美味しくないし、
なんだかよそのおうちにいるようで心細くなり、
体調が悪くなってきてしまいました。

すると、家の中のものが動き出し…。

不思議なお話で、角野栄子さんらしいです。
絵は、やや色がくすんでいて、好みが分かれるところかなと思います。

ランちゃんのおかあさんは、きょうはお引っ越しのお手伝いでお出かけです。そこで、ランちゃんは、初めてのお留守番をすることになりました。
自分でカギを開けるところから始まります。なかなか、ハードルが高いですね。ひとりで食べるおやつも、なんだかいつもと違う味がします。そして、家の中の様子もなんだか変です…
ちょっと怖いけど、ランちゃん、なんとか頑張っていますよ。
ハラハラドキドキしますが、こんなお留守番、どうでしょ？

そんなに面白い話でもないなと思いました。子供が一人でお留守番をして家の中の色んな物がいつもとは違う感じに見えてしまうっていうのは物凄くよくわかります。でも楽しい事も起きちゃう。これで一人でお留守番するの、平気になるかな？

かわいい絵に惹かれて親が図書館で借りてきました。
しかし、息子にはわかりにくかったのか？
よくわからん・・・って顔をされてしまい、あまり良い反応ではありませんでした。
ホース先生が咳を治してくれたところはちょっと面白かったみたいです。

もう一度！と思って、再度読み聞かせてみましたが、反応薄。
女の子が主人公だからかな？
残念ですが、我が家ではこの本はウケませんでした。

初めてのお留守番ってどんななんでしょうね。
私はまったく覚えていませんが、姉妹がいたからきっと楽しく過ごしていたんじゃないかな？
ひとりぼっちでお留守番をするランちゃんには家の中のいろいろな物たちがランちゃんを元気にしてくれます。
そのやりとりがなんとも楽しいです。

ランちゃんは始めてのお留守番だったので
おうちの家具や壁がしゃべりだし
ランちゃんの緊張をほぐしてくれました。
それは現実か？幻か？

すっかり緊張がほぐれ
のどの調子が出てきたランちゃんは
歌います。
「ラーラーランちゃんのラ・ソ・ラ・シ・ドー♪」

これを上の子がピアノで引いたのがきっかけで
下の子は歌いたくなったら絵本を持ってくるようになりました。

初めてのお留守番ってドキドキするしやっぱり不安で怖い・・・。
そんな気持ちがへんてこりんなお留守番に！？

ちょっと強引な展開でしたが、すごく不思議なお話。
角野栄子さんらしい不思議で想像が膨らむ展開にいつの間にか入り込んじゃいました。
家にあるものたちの、お医者さんの治療方法がおもしろいっ＾＾
こーんな顔。あーんな顔。そーんな顔。
真似してやったら楽しかったです♪

子供にとって、はじめてのお留守番ってどんなだろう。
娘の場合は、かなり小さい時に経験し、
玄関先で大泣きしていたのを思い出しました。

それに比べると、ランちゃんはちょっとおねえちゃんかな？
自分のお家なのに、なぜか違って見えてくる。
だんだん不安になってきて、怖さのあまり、
頭が痛くなり、目がしばしば、のどもごろごろしてきます。

そんなランちゃんの前に、家の中の物がしゃべりだし・・・！？

次々に変わった先生が現れて、
ランちゃんの病気？を直していくんです。
そのユーモラスな治療は、見ていて楽しくなってきます。
とくに、ホース先生の治療は最高に面白かった。

みんなのお陰で、不安だったお留守番も、
楽しいものになったようです。
こうして、いろんな経験をして、
子供は、徐々に成長していくのでしょうね。