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つきよのさんぽ」 その他の方の声

つきよのさんぽ 作:安江 リエ
絵:池谷陽子
出版社:福音館書店
税込価格:\429
発行日:2006年10月
評価スコア 4.43
評価ランキング 11,891
みんなの声 総数 20
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  • 月の光がきれいです

    黒一色の、木版画です。
    黒以外のところが、夜の闇の中を、月の光がさして光っているようで、幻想的です。

    主人公は、ぼくとおとうさん。
    満月の夜、森を散歩します。

    月のきれいな秋に、落ち着いて読んであげたい1冊です。
    お父さんにおすすめです。

    投稿日:2017/10/18

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    1
  • さんぽが愉しくなります

    「こどものとも10月号」
    この絵本を見たのは、十五夜、お月見までは少し先のころ、でもこんな絵本を開いたら、もう待ってはいられません。
    「おとうさん、おんぶ」って、声かけてくれる子どもはいませんが、病み上がりのワンちゃんをつれて、川土手を歩いて、この絵本のなかの、もぐらさんや、池のまわりで遊んでる、うさぎの家族にも出会えませんが、虫さんのなかよく鳴く声が、きみたちも、ぼくの歌にさそわれてきたのですか、そうですよ、きみたちの声が、ワンちゃんを散歩にでかけさせる、お尻ポンで元気づけてくれているのですから。
    川土手に腰掛けて、鮎つり舟の灯りが川面に、小さな丸を映しています。
    絵本の親子のように、ごろんと「コタちゃん」をかかえて、草原にたおれてしまいたいです。
    コタちゃんは、大暴れです。ぼくはこどもじゃないよ、こんなの好きじゃないんだって。
    でも、ほら気持ちいいんだよ。
    ぼくらはずーとむかしから、こうして多くの仲間をふやしていったんだよ。
    いぬさんや、ねこさんもこうして、ぼくらの仲間になったんだけど。
    手をつないで、つきあかりのみちを、おうちへかえる、おやこのように、わたしもコタちゃんのリードをもっておうちへ。
    大きなおつきさんが見えて、小さくなって、そんな日がいくつかあって、コタちゃんの首にきみと同じ色のマフラーが捲かれ、これがないと夜の散歩はできない、なんてきみが吠える日が来て、夜の散歩が億劫になる季節になってもいつもいつも、「つきよのさんぽ」は愉しいといえる絵本です。

    投稿日:2007/02/06

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