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ごんぎつね」 その他の方の声

ごんぎつね 作:新美 南吉
絵:黒井 健
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1986年08月
ISBN:9784039632708
評価スコア 4.86
評価ランキング 60
みんなの声 総数 72
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13件見つかりました

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  • わかってもらえてよかったな

     わたしは、お母さんと「ごんぎつね」という本を読みました。
    読みおわったとき、お母さんは、「かわいそうだね」と言ったけど、わたしは、ごんぎつねが、しぬまえに、ひょうじゅうに毎日くりをとどけていたのが、ごんぎつねだったとわかってもらえて、よかったな、と思いました。

    投稿日:2012/03/30

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    4
  • 悲しい結末から感じることは?

     初めて出会ったのは小学生のころ、
    ごんぎつねが銃で撃たれて死んでしまうことに、
    ただ「かわいそう」としか感想を持ちませんでした。
    大人になって再会したときに、子供の本なのに
    悲しく切ない終わり方をすることに
    改めて衝撃を受けたのを覚えています。
     
     でも、社会に出てさまざまな経験を重ねた今、
    この「ごんぎつね」には、大切なメッセージが
    込められているように思い、大好きな一冊になりました。
     ごんぎつねが、いたずらのつぐないに栗を届けて、
    感謝の言葉が自分ではなく神様に向けられ、
    「つまらない」と思うあたり、なんと人間くさいんでしょう。
    それでも、ごんは翌日も栗を届けるのです。

    人が生きていく中で、
     知らずに他人を傷つけてしまうこと、あるよね
     善意が報われないこと、あるよね
     誤解から相手との関係が上手くいかないこと、あるよね

    でも、くさったり、冷めたり、諦めたりしないでいこうよ、
    人は人と交わって生きてこうよ、
    「ごんぎつね」を読むと、こんな風に感じます。

    同郷の黒井健さんの柔らかな絵が、
    ストーリーにとてもマッチして素晴らしいです。

    投稿日:2007/02/25

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    4
  • 切ないです・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    もとはと言えば、ごんのいたずらが過ぎての結末だから仕方のないことだと、自分を納得させるように読みました

    あまりにも切ないですよね・・・・

    悪いことしたと、反省し、罪を償うかのように、せっせとクリを運ぶごんの姿が、健気です

    ごんが自分の胸中は「おれと同じ一人ぼっちの兵十か」
    の1行に、凝縮されている気がします

    さびしくていたずらしていたんだな・・・・
    そんなこと人間にわかるわけないし・・・・

    黒井さんの幻想的な絵で、ごんの後ろ姿や、シルエットから、さびしい心情が伝わってきます

    兵十もまた苦しんだでしょうね・・・

    投稿日:2011/09/04

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    2
  • 一人と一匹の悲しい結末

    • コルクさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    結末知ってるのに、涙が出てしまう本です。
    有名な話なので、皆さん内容は知っていると思いますが。

    この話の中で、誰が一番可哀想かって、ごんを撃ってしまった兵十だと思います。
    母親が死んで悲しみに暮れている中、自分を思ってくれている者を自分の手で殺してしまうのだから。
    お互い一人ぼっちで、そのうち分かり合えたかもしれないと思うと、辛くてたまりません。
    兵十は、これまで以上の虚無感に包まれて生きていかなければならないでしょう。
    黒井健さんの美しく日本的な絵も、この絵本の魅力ですね。

    子どもも大人も胸を打つ、素晴らしい本だと思います!

    投稿日:2006/08/05

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    2
  • 忘れられないお話しです。

     泣いてしまって、人前では読めません。黒井健さんのやさしい絵からもごんと兵衛の本当に切ない思いが伝わってきます。やっぱり悲し過ぎる結末ですよね。撃たれたごんの穏やかな顔が少しなぐさめになります。また、絵本によって兵衛の読み方も違うように思いました。
     先日、黒井健さんの絵本ハウスに行って来ました。『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』のきつねが本当に生きているようでした。『ころわん』『おやゆびひめ』も良かったです。

    投稿日:2008/10/20

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    1
  • 今でも印象に残っています

    名作中の名作で、多くの方が小学生のころに学校で読んだ記憶があるのではないでしょうか。

    わたしは小学校一年生のときに、クリスマスプレゼントにもらって読みました。

    当時の私にはお話が難しかったのか、ストーリーの印象はあまり残っていないのですが、この絵だけは、はっきりと覚えています。
    静かで、独特の世界観のある絵で大好きでした。

    当時の私は、きつねがいてもおかしくないような田舎に住んでいたので、わくわくしながらごんぎつねを探したものでした。

    中学年くらいになってからは、おはなしの悲しさや切なさがわかってきて、また違う読み方をしていたように思います。

    年齢に応じた読み方ができるのも、この『ごんぎつね』のすばらしさの一つではないでしょうか。

    投稿日:2006/05/08

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    1
  • 美しい日本語と絵と

    誰もが知っているお話「ごんぎつね」。
    新美南吉の世界が絵で完全に再現されています。
    繊細なタッチ、柔らかい色合い、日本的な色彩感覚。
    絵と本文の融合がすばらしいです。
     小さないたずらをしてしまったさびしいきつねの「ごん」。埋め合わせをするつもりが裏目に出てしまい。。
    あまりにも悲しいラストで子供向けには躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。
    でも、失われてしまった、美しい日本の風景や風習をこの機会に知ってもらうのもいいことだと思います。
    そしてなによりも早いうちに「美しい日本語」に触れて欲しいです。
    おすすめです。

    投稿日:2006/05/03

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    1
  • 大好きな

    今くらいの時期のお話かな? 幼稚園はこの時期運動会の準備で忙しいらしく、10月か11月前半に読むようにしています。 ちょっと長めだから2週に分けて読んでいるので。
    このお話は、僕が小さい頃よく父にせがんで読んでもらいました。 それは絵本ではなく『新美南吉全集』だったと思いますが。 このお話が小学校の教科書に出て来た時には、なんだかメチャクチャ嬉しくて、朗読の時になると積極的に手を上げてた記憶があります。 上手く読める訳じゃないくせに。 きっと「この話は【僕の】お話だ」「僕のモノだ」みたいな気持ちがあったんじゃかいかと・・・今でも無くはないし(笑)
    内容はちょっと悲しく可哀想なお話ですよね。 最後にごんが撃たれちゃうし。 幼稚園では楽しい本ばかりを読んでしまうので、この本を読む時はすごく緊張します。 お話自体も長いし、みんな飽きてうるさくなっちゃうんじゃないかって。 でも、今まで何度も読んだけど、クライマックスでうるさくする子は居なくて、みんな「しーん」として聞いてくれます。 心の中で「小さく」ガッツポーズです。
    読み終わった後「ごん死んじゃったの?」と子どもたちからよく聞かれます。 僕は今まで撃たれたごんは死んでしまったと思っていたので、「たぶんね」などと答えていましたが、ある子が「死んでないよ!それからきっと仲良く2人で暮らしたんだよ!」って。 その後のことは、一人一人の想像に任せるのがいいのかもしれない、そう思いました。
    この絵本を見つけた時、買おうかどうかかなり迷いました。 僕にとっての『ごんぎつね』は、父に読んでもらったお話の『ごんぎつね』だったからです。 「これは僕の『ごんぎつね』じゃない」そうも思いましたが、黒井健さんの優しくあたたかな絵を見てるうちに、気持ちが・・・。 今ではこの絵本も、大切な僕の『ごんぎつね』です。

    投稿日:2004/09/24

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    1
  • みゆきトレーナーです。
    小学4年か5年のときに教科書にも載っていたお話です。
    話が切なすぎる。
    その分、考えさせられる本でもあります。
    お互いの気持ちが伝わらないことや、やってしまってからの後悔。
    思い込みやきめつけてしまうのではなく、ちゃんと相手と話す大切さを感じました。
    同時教科書で読んでいたときに思わず涙が出たことを今でも覚えています。
    みんな普通に読んでいて、1人だけ泣いているなんて恥ずかしいと思っていました。

    主人公に視点を向けるか、ごんぎつねに視点を向けるかで感じ方がまた違うかもしれないです。


    長年読み継がれている本だけあるかと感じます。
    大人が読んでも思うところが沢山ある1冊なので、お子さまと一緒に読んでみるのもおすすめです♪

    投稿日:2019/12/31

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  • 悲しい結末

    • ぴあのさん
    • 40代
    • その他の方
    • 愛知県

    曖昧な記憶は、もう一度はっきりさせた方がいいですね。『ごんぎつね』って、こんなお話だったんだ…と恥ずかしながら、今頃になって気付かされました。最期の場面はとても衝撃的ですが、色々なことを考えさせてくれるお話だと思います。正しく記憶に残し、確実に後世に伝えていきたい童話です。

    投稿日:2010/02/18

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