「チャッピィの家」 その他の方の声

　愛する家族であっても、忙しかったり、慣れあったりしてしまうと相手への思いやりや感謝を忘れてしまうもの・・・。

　犬のチャッピィは、家族が　かまってくれなくなって、悲しくて家出します。でも、どこへ行ってもしっくりしません。居場所がないって、なんて心もとないことでしょうか！

　でも、良かった♪家族はチャッピィを探してくれていました。再会してみんなが抱き合う場面には、ホッとしました。居場所と、お互いを大事に思う相手がいるって最高。

　最後のページ、おしゃれな部屋の気持ち良さそうな布団の中で、寝る前のひととき、本を読むチャッピィは幸せです。そして、壁に大事にかかっているもの、それは首輪。この家の子だという証。（家出するときには外していましたね）

　前と後ろの見返しには、家をもって歩く犬がいっぱい！悩める犬が多いのですよ。動物を飼っている皆さん、心あたりはありませんか？（笑）　　そして、私たち、人間同士も　心　しなくてはいけないかも？ですね。

チャッピィの家を自分でひいていく姿。かわいらしい絵なのに、せつない……。犬をかっているので、身につまされます。こんな思いをさせちゃいけないなあ、と。「今、忙しくて」は人間側の言い訳ですもんね。
ラスト、ほっとしました！チャッピィがいなくなった後の飼い主さんたちの気持ちが痛いほど想像できるから。
物語をよみながら、チャッピィのセリフや姿をとおして、身近な犬の気持ちに思いがむきました。ペットをかっている子どもたちはもちろん、これから飼いたいと思っている子どもたちにも、是非よんでほしい絵本だと思います。

とてもホッとしました。
チャッピィが家を飛び出してしまった時にはビックしして心配しました。このままいなくなってしまうのでは、と本当に心配でした。

お金持ちのお家の人に拾われても、お金では解決出来ない事をチャッピィは感じたのだと思います。
自分の居場所は本当に自分の事を愛してくれる人と一緒に生活する事だと思います。

チャッピィがこのお金持ちの所から逃げ出して、良かったです。
そして昔いた自分の居場所を懐かしく思ってくれていて良かった。
また、家族もそんな寂しい思いをしていたチャッピィの事を探してくれていて良かった。

私には飼っている動物はいませんが、それでも物凄くホッとしました。
まるで自分がチャッピィの飼い主にでもなったかのように。
忙しい時にはなかなかペットの世話も後回しになってしまうのかもしれません。でも動物たちもそれなりに悲しい思いをしているのですね。この絵本がそれをしっかりと教えてくれているような気がしました。

家を飛び出してしまったチャッピィですが、また皆の所に戻れて本当に良かったです。みんなもチャッピィの事を今まで以上に気に掛けてくれると思います。

とても素敵な絵がよくこのお話を表現していると思います。色々と考えさせられる素敵な１冊でした。

あっ！
「くつやのねこ」の作者さんですよね！？
絵がと〜っても洗練されていて
センスがとても素敵です

お話しの内容は
自分の存在が不安なわんちゃんが
主人公で、家出して・・・
ですが
このわんちゃんに自分を重ねるお子さんも
もしかしているかも・・・と思ってしまいました

そうそういいことには出逢わないというのも
現実的にありそうです
いいかなぁーと思うことでも
そうでもない　とか
共感出来ることが多いです

おうちを抱えて持参する姿が
なんとも愛らしいです
最後は、ハッピーでよかった！
と、安心します

家族のみんなが、忙しくて・・・・・家出した　いぬのチャッピイ
淋しかったのですね
森へ行くと　楽しそうな鳥のさえずり　　　　でも・・・・　鳥たちは　いぬをオオカミを思い　追い出されました

居場所を探していると、　　お金持ちの婦人が　連れて行きました
そして服を着せられ　美味しい食べ物をたくさん出されて
でも・・・・　毎日が　ぬいぐるみのように扱われて　自由がありません

逃げ出しました　　幸せな場所はどこ？（悲しい思いですね）

そして、家族のことを思いだすのです
そんな時　家族がみんなで探しに来てくれたのです
嬉しいですね　　　　　最高の幸せ！
前よりも　優しくしてくれるようになったのです
なんて　嬉しいことでしょう！　　　　
やっぱり　家族との生活が居場所だったのですね（家族の一員です）
犬小屋をかかえて　歩くチャッピイが　いじらしく　かわいいのです


こんなことはよくあることかもしれませんね

毎日、仕事に学校に忙しい家族たち。飼い犬のチャッピィはお散歩も忘れられてしまい寂しい思いをしています。。。

そこで、家出することにしました。

他にもっといいところがあるはず！

ところが、世間はとても厳しく、ご親切なお金持ちのおばさまに拾われたものの、何かがやっぱり違う。

やっぱり、家族たちに会いたい（涙）と思うチャッピィ。

家族と再会できたのは、思い出の場所でした。

いまいあやのさんのスタイリッシュな絵で、こんな感動ストーリーも、どこか淡々とした語り口なのですが、やはり、心にぐっとくるものがあります。

いまいさんの描く猫が好きでファンになりましたが、チャッピィもとても可愛くて愛らしく、ぎゅっと抱きしめてあげたくなりました。

ふんわりした色合いの可愛らしい絵で、細かい所までおしゃれです。

チャッピィの小屋にはちゃんと煙突もついてます。りんごの木の枝には首輪がかけられてるし、芝生もひいてあります。ふかふかのベッドにランプまでついてます。
それに家族が食事するテーブルには、かわいいお花がたくさん咲いているんです。

とっても素敵ですよ
絵の世界に入り込みたいくらい

ストーリーは絵の雰囲気にぴったりな心温まるお話です。
寂しいのに言葉では伝えられない。だから自分でどうにかするしかなかった。

自分の小屋を持って家出したり、家族に会えてやっぱり泣いちゃったり、小さな子どものよう。
とっても愛しく感じました。

最後にチャッピィの幸せそうな顔が見れてよかった。

2006年ボローニャ国際絵本原画展入選作。
暖かい色使いの優しい絵がずっと気になっていた絵本です。

3人の家族と一緒に暮らしている、犬のチャッピィ。
いつの頃からかみんな忙しくなり、かまってもらえなくなります。
そこで自分の居場所を求めて家出をすることにしました。

家出をするのに自分の小屋を持って行く姿が可愛らしい。
家に帰ってきたチャッピィの後ろに飾ってある絵、そしてチャッピィが何やら本を読んでいる最後のシーン。
実はこれはチャッピィが読んでいる本の物語…？それは考え過ぎでしょうか。
不思議なお話だと思いました。