このお話は 語りで聞いていて知っていました
4歳のジェニーが3歳になる弟のクリストファーのお誕生日プレゼントにこねこのチョコレートあげよう自分の部屋のタンスの中にかくして眠るのですが・・・・
チョコレートのことが気になって一つ食べてしまうのです
この時の心理描写がうまく 子どものきもちの描写に引き込まれますね〜
絵もお話しをふくらませる描き方でとてもよかったです
誘惑に負けて8個とも食べてしまって・・・
プレゼントを渡すとき 箱の中はからっぽ このと時のママの表情
おばあちゃんの 余裕のある表情にホットしますね
そして もっとすばらしいことが・・・
お父さんはよくわかっている
本物の子猫が生まれたのです 弟は「チョコレートのこねこより ほんものの こねこのほうが ずっといいや」とおおよろこびするのですが・・・
3歳の子だったら もっとわがままいうような気もします
それにしても あたたかい、家庭ですね
お誕生日をみんなでこんなふうに祝ってあげることが いいな〜と思いました
お母さんのことばも、ジェニーの気持ちを受け止めてくれていますね
こんなふうに 暖かい家庭の中で大きくなる子どもたちの幸福感が心地良い絵本でした