10月に出たばかりの新刊です。
写真の絵本ではありません。
荒井良二さんの絵です。
詩人長田弘さんが文を書いています。
久しぶりに、見惚れてしまう絵本に出会えました。
文と絵が混ざり合って、なんとも心地よい空気感です。
雫の場面と星空の場面がほかのページと
ちょっと違った雰囲気なのも、絶妙です。
荒井さんは、とうとうこんなところまで
いってしまわれたんですね〜
まるで自然界に溶け込んでしまったような荒井さんの絵を観ると
ターナーやコンスタブルの描く空の感じを思い出しました。
これまでの荒井さんの絵とは、雰囲気が違います。
突き抜けてしまったんだ!と思いました。
もしかしたら、この絵本を描くために
これまでの荒井さんの絵本があったのかも〜
大袈裟かな・・・
でも、それくらいすばらしい絵本だと思いました。
そして、なぜこんな渾身の絵本ができたのかは
作者からのコメントを読んで納得です。
魂が浄化されていくみたい・・・
絵本って、やっぱりすごいな!