「もこ」だの「にょき」だのの言葉しか出てこず、本屋でも何度も棚に戻した本ですが、生後半年を過ぎた頃に「だまされたと思って」読み聞かせてみました。
読んでみて高評価の理由が分かった気がしました。言葉がシンプルなだけに、子どもにどのように表現しようか、親が表情を代え、しぐさを交えて、子どもの反応を見ながら一生懸命読むのです。
そして、最後のページの、次を期待させる終わり方が良いです。
現在8ヶ月の娘は、「もこ」や「にょき」や「ぎらぎら」の部分を手で触りながら聞いています。
5歳の息子は、娘に読むのを一緒に聞いて、「ぽろり」や「ぱちん」で笑ったりして、意外にも受けています。面白く感じてるのかチョット不思議ですが、嬉しそうに娘に読んであげたりもしています。
星3つの評価は、「絵」と「文字」としての良さが私にはよく分からないから。でも、親の絵本を読む姿勢をとても勉強させてもらったものだと思っています。