はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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「リサとガスパール」シリーズの訳や、言葉遊びの絵本作家としてつとに知られる石津ちひろさんの作品。 物語は、 「ぼくがまだ、こどもだったころのこと。 夏休みの何日かを、とうさんの妹、 ももさんのいた南の島ですごしたことがある。 空港まで、とうさんにみおくりにきてもらって、 はじめてひとりで飛行機にのったんだ」 という書き出しで始まります。 ぼくの回顧録という形式をとった絵本です。 ぼくが南の島で過ごした時間は、何処か切ない気持ちにさせられるもの。 誰にもある、淡い思い出を綴ったものと言えそうです。 でも、読後感にある寂しさのようなものは、何なのでしょうか? まるで、ももさんがもうこの世に存在していないような気持ちに駆り立てられてしまいました。 淡々と進行する物語だけでなく、絵も暗いシーンが多く、南の島の飛び切りの明るさが感じられず、どう読んで良いのか、評価の難しい作品だと思います。
投稿日:2011/10/09
3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。タカシくんがおばのももさんと過ごした南の島での夏休みを思い出す絵本です。ただ、回想の連続で、ノスタルジックにひたっているため、あまり子供向けの絵本ではないみたい。 タカシくんがパパの妹のももさんと過ごした南の島での体験を思い出しています。海が最初は怖かったけど、だんだん慣れてきて、最後には浮き輪なしで海水に浮かんではぼこぼこという音を聞けるようになったこと、ももさんの手料理が美味しかったこと、ももさんの作った歌を聴けたことなど・・・。今は結婚して外国に行ってしまったので、家族で時々その南の島に遊びにいっては思い出すこと・・・。 最初は読み始めて、実はおばさんは亡くなってしまうのではないかといやな予感がしてしまいました。それくらい、あまり明るい雰囲気ではないからです。そしてイラストもかなり特徴的で、ぎょろっとした目が印象的。やっぱりよくないことがあるのではないか、回顧録に違いないとそういう雰囲気の絵本です。息子は淡々と絵本をみているだけで、特になにかハプニングが起きるわけでもないので、ストーリーとしてはイマイチだったのではないでしょうか。
投稿日:2011/07/21
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