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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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せかいいち おおきなうち りこうになったかたつむりのはなしなかなかよいと思う みんなの声

せかいいち おおきなうち りこうになったかたつむりのはなし 作・絵:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1969年
ISBN:9784769020035
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,245
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  • 身の丈を知るということ

    小さいときに大きいものに憧れる、それは自然な気持ちでしょう。「せかいいいちおおきなうちがほしい」というかたつむりの子。お父さんの昔話は示唆に富んでいます。

    「自分には無理」「できない」といって、挑戦する前から、「自分はこの程度」と型にはめてしまうより、大きな夢を持つことは、とても素晴らしいことだと思います。結果、夢を果たすことが出来ても、出来なくても、挑戦した期間はその子の人生にとって宝物になるでしょう。

    ただ、やみくもに挑戦するだけでは、疲れてしまいます。夢と現実との距離をきちんと見つめながら、夢の軌道修正をすることも、大切なのですね。

    子どもには、大きく飛躍を目指して挑戦してほしいし、その後、少しずつ現実と向き合いながら「自分に相応しいもの」「身の丈を知る」ことも覚えていってほしいです。

    投稿日:2013/06/14

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  • 欲深いちびっこに

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    レオ・レオニと知らずに手にとりました。おもしろかったです。
    欲深いちびっこかたつむりを、お父さんが諭すお話です。子どもって「もっと○○したい」「○○してみたい」っていろいろ言うもの。もちろん好奇心や向上心はあっていいと思うのですが、時には「幸せってそういうことじゃないんだよー」なんて言いたくなることも。でも実際に人生経験を積まないとわからないこともあるので、それを説明するのは難しいもの。このお話のお父さんは、欲におぼれて不幸せになったかたつむりのことを語り聞かせることで、ちびっこかたつむりの目を覚まさせます。もっと広い家だったらなぁなんて思っている私の目もちょっぴり覚めました。うちの生意気な娘はそれくらいでは目覚めないとは思いますが。

    投稿日:2016/09/12

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  • 身軽がいちばん!

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子15歳、男の子12歳

    副題が りこうになったかたつむりのはなし とあって、主人公はかたつむりの子供。

    かたつむりの子供は、大きくなったら世界一おおきなうちが欲しいと言い出します。
    その気持ち、わかりますよね。
    誰だって、世界一大きい、とか、世界一強い、とか、そういうのにあこがれます。

    でもね、世界一ってそんなにいいことなのかなあってことです。

    なったことはないからわからないけれど、このお話に出てきた、かたつむりのお父さんのように、賢明な考えをもっていれば、きっと世界一じゃなくても、幸せな人生が送れることでしょうね。

    投稿日:2014/12/27

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  • 小さな子も納得

    • さみはさみさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    5歳の長男に読みました。お父さんが小さな子供に話して聞かせているという手法なだけに、息子にもよく理解できたようです。

    読み進めている間は、かたつむりの殻って大きくできるんだ!と興味津々でしたが、最後の場面にくると、息子も納得。

    幼い未熟な子供は間違った方向に進むこともありますが、親としてこんな風に見守れたらいいですね。

    投稿日:2013/07/10

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  • 「ちいさないえ」だからこそ

    小さな子供なら誰もが見栄えの大きさ、美しさにあこがれを抱くことでしょう。
    でもそれが度を超してあまりにも飾り立てた自分になってしまった時、本当の自分ではいられなくなるのかもしれません。
    お父さんかたつむりは、世の中には美しいものや、楽しいことがたくさんあふれている、そのような自分を内面から豊かにしてくれるものに、いつでも触れられる自由がある素晴らしさを、「ちいさないえ」を通して伝えたかったのではないでしょうか。
    まだ3歳の息子に、このお話がどこまで伝わったか疑問でしたが、絵の美しさと共に、インパクト十分なこの絵本の世界にすっかりひきこまれていました。
    読み終わってから、「かたつむり、動けなくなっちゃったね。おうち、おおきすぎたね。」とつぶやいていた息子が、また何年か経って、読みなおした時に、今度はどんな感想を抱くのでしょうか。
    子供の成長と共に、一緒に何度も読み返したい本だと思いました。

    投稿日:2013/07/09

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  • 教示的なお話です。
    身の程以上のカラをもったカタツムリが、自分の身を滅ぼしてしまうというたとえ話。
    でも、お父さんカタツムリが話したたとえ話は、子どもカタツムリを泣かせてしまいました。
    大きくなっても小さなカラのままでいたというお話。
    これでいいのだろうかと思ってしまいました。
    お父さんの話で萎縮してしまったカタツムリは、自分のカラを大きくすることができないくらいに、おそれを持ってしまったのです。
    考えすぎでしょうか?

    「ウドの大木」とお父さんが言う場面がありますが、原文がどうなっているのか気にもなりました。

    投稿日:2013/06/30

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  • 色彩の美しさと教訓

    • テラニィさん
    • 30代
    • その他の方
    • 東京都
    • 女の子0歳

    レオレオニの作品は美しい色彩で
    人生の教訓を絵本で教えてくれます。

    欲を出しすぎて破滅してしまう
    カタツムリの話

    父が子供に失敗談を話して、子供になにが自分にとっていいことなのかを教えてくれます。

    きっと読んだときの年齢で感じ方が違う作品になると思いました。
    大人になってもずっと読める作品だとおもいます。

    回想シーンになると文字がゴシック体から明朝体に変化するところにそういう表現もあるんだと感心しました。

    投稿日:2013/06/24

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  • 感性が育ちそうな絵本。

    • ラテ子さん
    • 20代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    おおきな家(から)に住みたいと夢見たちびかたつむりが、お父さんにその思いを言うところから物語は始まります。

    そうして、おおきくなった家を想像して物語は進んでいきます。
    おおきくなった家は、とても綺麗でかっこよくて、娘も私も単純に絵の持つ魅力に引き込まれ、物語をスムーズに読み進めました。

    最終的には、私たちが想像していなかった結末でした。
    なんだか読んだあとにしみじみ考えさせられる絵本です。
    4歳ぐらいからなら、子供と内容について語り合うなど、色んな楽しみ方の出来る絵本だと思います。

    投稿日:2013/06/23

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  • 物欲の先にあるもの

    欲しいものがたくさんあります。
    人間も大きな家が欲しい、お金が欲しい
    名誉が欲しい、いろんな欲があります。
    欲とは夢とは異なります。
    夢は自分を力強くさせてくれますが、
    欲は自分の身を滅ぼします。

    社会を知るお父さんが語りかけているのが
    いいなと思いました。

    投稿日:2011/12/17

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  • 自分のもちもの

    そう。自分のもちものがおおきかったり、多かったりすると
    それを守ることで一生懸命になってしまって、自由にどこかに
    行くことができなくなってしまったりするのですよね。
    身軽であること、っていうのは自由でいられるために必要なこと
    なのだと思います。
    まだ、身軽とか自由とか考えたこともないであろう娘にはよく
    あんまりよくわからなかったようですけれど。

    投稿日:2011/12/15

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