「もうじき一年生」 なかなかよいと思う みんなの声

もうじき一年生になる子どもの待ちきれない嬉しさがあふれている作品です。
同時に、親として、無意識のうちに子どもに与えてしまっているプレッシャーも、わが身に置き換えて伝わってきます。「もうじき一年生なんだから、〜しなさい。」・・・私も、よくこんな言い方（怒り方）してるなあ。
娘は、くにおくんの間違いだらけの名前「へまへら　へにお」に、くすくす笑ってました。今になってみると、「創作文字（？）」を書いていた頃のほうが、かわいかったなあ、なんて思ってしまうのは、親の勝手ですね！
入学前に読んであげたい１冊です。

くにおくんはもうじき一年生。学校が楽しみで楽しみで待ち切れません。でも、おかあさんやみんなに何かにつけて「もうじき一年生なんだから・・・」と言われます。そのことがとてもイヤでつい反抗してしまいます。ある日女の子が風船を飛ばしてしまいました。風船は木に引っかかってしまい女の子は泣いています。くにおくんは木登りが得意なのでのぼって風船をとってあげました。知り合いのおばちゃんに「えらいのねえ」とほめられくにおくんは言いました。「だってもうじき一年生だもん」我が息子は今年４月から一年生になりました。くにおくんと一緒ではじまる前はとっても待ち遠しかったようです。今では友達もたくさんでき楽しんで通っています。

みうすぐ一年生になるくにおくん。
新しい服やかばんなど、買ってもらってうきうきしている気持ちなど、とてもよくわかります。
息子も早く一年生になりたいといってます。