この前、書店でみかけた
佐々木マキさんの写真絵本、『まちには いろんな かおが いて』は
街でみかけた顔に見えるものがた〜くさん載っているのですが
この絵本の方は、そのものずばり。家が顔になってます。
家は「かお」に見える状態に配置されていて
ぼくが不思議な音で目が覚めると・・・
家の屋根から毛が生えてきていました。
その段階で「え〜!」なのに、
ぼくはいそいで床屋さんへ走っていきます。
と、とこやさんなの?って驚く我が家の兄ちゃん。
普通、家に毛は生えてこないし、床屋になんの用って思います。
床屋さんへ行ったぼくが、
「ぼくのいえに けがはえたんです。すぐ、来てください!」というと
床屋さんは「どんなヘアスタイルにしたいんだね?」と応じます。
もう、それからが大変!
「うむむっ」とうなって何度もどこかへ電話をかける床屋さん。
消防車に水をかけさせたり、
おすもうさんに切った毛を片付けさせたり、
プテラノドンが巨大なタオルを持ってきたり。
え〜!!の連続で、とっても楽しいです。
ラストのページでは
すっかりイケメン風になったぼくの家の後ろで、
もしゃもしゃ毛が伸びる2軒の家が。
翌朝はこの2軒が・・・とワクワクしました。