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土神とキツネと樺の木の、不思議な三角関係。キャラがはっきりしていて、大畑さんの絵は人間そのものです。 神様でも、恋のジェラシーはコントロールできない、というのが深いなと思いました。 三者それぞれの気持ちが理解できるので、せつなかったです。 「人間の存在は修羅」だと賢治は言っています。 もし、キツネのモデルが賢治なら、賢治は悲しい恋をしたんですね。
投稿日:2010/10/22
レビュー企画でこのシリーズを知り、今まで知らなかった宮沢賢治の作品に出会えることができて、とても良かったと思っています。 こちらも初めて読むおはなしでした。 土神ときつねの、樺の木をめぐる三角関係。土神の嫉妬や葛藤がひしひしと伝わってきて、胸が締めつけられるようでした。 我が家の娘たちにはちょっとまだ分かりにくかったかもしれません。もう少し大人になった時、自分で読んでほしいと思います。
投稿日:2014/07/02
谷地に住む土神が、女の樺の木に心惹かれていく恋心が鮮明に描かれていて、神であっても人間と同じように嫉妬したり恋に苦しむことがあるのだと感じました。まさかのラストに衝撃を受けましたが、神もまた完璧ではなかったということなのでしょうか‥ やはり宮沢賢治さんの作品は奥が深いです。大畑いくのさんの絵も物語とマッチしていてとても良かったと思います。
投稿日:2014/07/03
読みこなすのが正直難しい一冊。 下世話に言えば、痴情のもつれの末の殺人事件、と言ったところ。 読後、何とも言えない気持ちになる。 ひょうひょうと嘘をつくキツネ 正直だが、泥臭い土神 相容れない両者が迎える最後。 嫉妬の炎は恐ろしい。 くすぶって、いつまた、その炎がゆらめくか、わからない。 ろうそくの炎を、指でつまんで消したことがあった。 一瞬のことであまり熱さも感じず、不思議な気持ちになった。 嫉妬の炎もまたそんなふうに、消し去ることができたらいいのに。
賢治の世界は本当にこれ、と決められませんね。こんなお話もあったなんて知らないことばかりです、今回ミキハウスさんの賢治絵本を読んでから賢治の事がもっと好きになりました。お話と絵の組み合わせがどれも絶妙ですよね。どんどん不思議な世界に入り込んでしまいます。自分にどれほどの価値があるものか、、というのは神様、生き物、みんなが思ってしまうことかもしれません。賢治の内面の言葉ですかね。みな悩み、苦しんでいること、それらは悪いわけではないのに自分自身を苦しめます。この本を読んだ私達も読んで終わる、ということではなく、いつだって賢治は考え続けましょう、悩み続けましょう、思い続けましょう、と言っているように思いました。
投稿日:2014/06/19
「崇高な存在の神様」ではなく、もっと身近に存在するような神様だと思いました。 自然の中に神が宿る、という考え方になるでしょうか。 物語の中では、幅広い話題を取り上げていて、宮沢賢治さんの知識の豊富さに改めて驚きました。
投稿日:2014/06/13
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