「ふうせんゆらゆら」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

ふうせん　ゆらゆら　ゆらゆら　ふうせん

このリズムがとても心地よい絵本だと思います。
赤ちゃんにもなじみのある風船。そして赤、青、黄色の三色。
にっこり笑ったふうせんたちに心も和みます。
とよたかずひこさんの描くソフトなタッチの表情はいいですね。
ねこ、いぬ、あかちゃんという登場人物も子どもたちにとってはわかりやすくて良いと思います。
最後にはお星様も登場するのでお休み前の読み聞かせにもいいなぁと思いながら読みました。

あか　あお　きいろ　のふうせんが、とても可愛く描けています。

ねこさん、あかちゃん、いぬさん、ふうせんを持っている手をぱっ

と開いたので、飛んで行ってしまいました。

”ふうせん　ゆら　ゆら　　ゆら　ゆら　ふうせん”

この言葉が心地よいです。

カラスさんにつつかれて、おひさまに”ぎら　ぎら”

暗くなってきて、寂しくなってしまったふうせんは、お星さまに「ぎゅ

っ」「ぎゅっ」「ぎゅっ」されて、ねこさん、いぬさん、あかちゃん

「ねんね　ねんね」　　お・や・す・み　の絵本でした（笑）

と

小さい子向けおはなし会用にセレクト。
「はなしかけえほん」シリーズです。
赤、青、黄の風船が主人公ですね。
とよたさんならでは、愛らしい造形が素敵です。
風船が飛ばされて行く様子が描かれています。
もちろん、ハプニングもあり、カラスにつつかれるシーンはハラハラドキドキ。
何より、風船たちが頑張って、褒められるシーンがほっこりです。
フィナーレは、なんと、おやすみなさいバージョンへ。
お星さまとのコラポもキュートです。
全編を通しての、ゆらゆらのリズムが、
実はねんねへの伏線でしょうか。
親子でたくさん会話できそうですね。