子供に最後まで読み聞かせることができた絵本です。
何度も同じ台詞が子供には楽しいようです。
(内容)
ロシアの昔話です。動物が登場しますが、キツネはずる賢い動物として登場します。
どこの国でもだいたいキツネはずる賢いイメージになっているようです。
ロシアの絵本だと「おおきなかぶ」がありますが、それと似ていて、同じ台詞を何回も繰り返します。
(絵)
たびたびおじいさんが出てきますが、1ページ目はやたら怖く、映画「アイマムアヒーロー」に出てくるゾンビのような目をしています。
このおじいさんおばさんにパンを作ってくれとせがむだけで、自分は何もしません。
顔がページごとに変わっているというか、ぜんぜん似ていません。
絵は洋画家の脇田和氏で東京芸大の教授にもなった方みたいです。
とりあえず、子供は最初のページで「怖い!」と絵から絵本に引き込まれていったのです。