2人の姉弟がゆきだるまを作りました。
目は石炭、鼻は人参、髪の毛はワラをかぶせて
お父さんの帽子もかぶせましょう。
最後にほうきも持たせて、世界一素敵な
ゆきだるまのできあがり!
でも、夜になっていろんな動物たちがやって来ては
ゆきだるまさんに御願いをします。
やさしいゆきだるまさんは、惜しみなくその申し出に
答えるのです。
一緒に読んでた子どもたちも最初は、雪遊びの楽しい雰囲気を感じて「わ〜!!いいな!たのしそうだね〜」
でも、だんだんと惨めになっていくゆきだるまさんを見て
なんだか悲しそう(≧д≦)とうとう最後には・・・
子どもたちも、涙ぐんでました。
ラストも素敵で、ゆきだるまさんの優しい心を感じ取ってくれたかな?雪のお話しはたくさん読みましたが、
こんなにも素敵で、切ないお話しはないですね〜
それは、ふゆの寒い季節にだけお空から舞い降りる
白くてはかない雪を題材にしたお話しだからでしょうか・・・
このお話しを読んで、子どもたちは更に雪に会いたくなったようです。