「くっさいぞぉくまくん」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

くまくんは、お風呂がだいっきらい。
とってもくさいから、森の動物たちは逃げ出します。

ある朝、大事件が起きます。
ひどいかゆみに襲われたのです。

くまくんは、背中をこすってみたり、転がってみたりしてみたけれど、
ますます痒くなるし、汚くなってしまいました。

そんなくまくんのところへ、いっぴきのふわふわのくまがやって来て・・・

必死に痒みをとめようとする姿が可愛い。
でも、くさいにおいがしたら・・・
やっぱり、近寄りたくないと思う。

それなのに、ふわふわのくまさんは勇気あるなぁ〜
くまくんとどなりあったり、
「だって、くさいもん！！」と、きっぱり言い放つところ、
初めて会った者に向かって言える？

ともだちってすごいね。
ともだちというよりも、彼女？

やっぱり、彼女の前では、くさい熊ではいられないと思ったのでしょう。
時々、夜遅く、こっそり池に入って身体を綺麗にしている
くまくんを見ていると、かわいらしい。

くさいくまくんのお話だけど、とっても微笑ましいおはなしです。

おふろが　だいっきらいな　くまくん　かゆくなって　むしが　ぶんぶん　他の動物たちは　くさいからにげていくの
かゆくて　かゆくて　困ってるとき・・・
なんと　ふわふわのくまが　「わたしが、せなかを　かいてあげましょうか？」こんな　ことばをかけてもらって、　いいじゃん。
お風呂のことで　ふたりはけんかしますが・・・
えっ？　これ　我が家でも　風呂にはいるのがあまり好きでない夫といつも言い合いしているのと似ていて・・・・ニンマリです

でも　くさいのはいやですね〜
こいをしたくまくんは　やっぱり　かのじょに好かれたいのでしょうね
お風呂に入るようになっている。なんだか　微笑ましいですよね。

裏表紙に「くさいくまの　おはなしだけど、あまい　においのする　おはなしです」
なんだか　恋物語っていいな〜（くまくんの　恋の芽生えかしら？）
微笑ましいお話ですね！

この本のタイトル「くっさいぞ〜！！」っていう言い回しが気に入って読みました。お風呂を嫌いな熊君がくさくなったり、かゆくなったりと、散々な目にあってました。うちの子もあまりお風呂好きじゃなかったので、「ちゃんとお風呂入んないとこんなんなるよ〜！」って言って、ちょっとおどかしたら、前よりすんなり入るようになりました。

お風呂に入るのが大嫌いなくまくんですが、ふわふわのくまに出会って
からは、本当は臭いと言われるのが気になって一人こっそり時々夜遅く池に入っているのが、「うふっ！可愛いよ・・・」って思いました。アヒルさんやボールを浮かべて片手にブラシで体を洗っているくまくんがとても可愛かったです。きっと、臭いのを嫌われるのが嫌だったのだと思いました。絵もとっても可愛かったです。