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10件見つかりました
トッケビという韓国のオバケを知らないのですが、絵といい物語といい、とてもユーモラスで律儀な存在に感じました。 傷ついたトッケビを牛のお腹にかくまったトルセは、牛の力を強くしてもらったお陰で、仕事に精出すようになりますし、傷の癒えたトッケビの更なるお礼のお陰でお金持ちにもなっていきます。 牛のお腹で肥ってしまったトッケビを出すために、牛にあくびをさせようとする滑稽さが気に入りました。 日本の『天下一の馬』の翻案作品だそうですが、そちらも読んでみたいと思います。
投稿日:2015/04/26
「トッケビ」という不思議な言葉に惹かれて手に取りました。トッケビとは韓国のおばけで、鬼や小さな悪魔のような感じのものでした。 ある雪の日、トルセが牛を連れて帰る途中、術を使うのに必要なしっぽをかまれたトッケビが現れます。そして傷が治るまで牛のおなかで休ませることに。 トッケビとトルセの会話の面白さと、迫力のある絵で、グイグイおはなしに引き込まれました。ちょっと長めの話でしたが、子どもたちも最後まで夢中で聞いていました。読み聞かせにもオススメです。
投稿日:2014/12/02
相手が困っている時には、たとえお化けの子供でも可哀そうに思って大切な牛のお腹の中を貸してあげるトルセにお人よしを感じました。財産を丸ごと投げ出して買った牛をとても大切にして可愛がっているし、親も親戚もいないトルセにとってはたった一人の家族だと思っていると思いました。トッケビの子が、毎日横になって美味しい物を食べていて太ってしまったのを人ごとでないなあなんて思いました。約束通りにお腹の中から出ようと思っているとッケビの子に救われました。相手を信じること、相手も約束を守ってのハッピーエンドにほっとしました。
投稿日:2011/03/29
韓国絵本のおもしろさが ほっこりさせてくれました。 一人暮らしのトルセは大切にしているうしと二人で暮らしています。 なんともいえない 牛の顔に 思わず笑えてきます そこへきみょうな トッケビが助けてくださいと現れて なんと牛のおなかの中にはいるのです。 このトッケビの子どもはけがをしていて、助けてもらったお礼に 牛の力を十倍強くするというのです 人の良いトルセは、助けてあげるのですが・・・・・ なんと 牛のおなかがおおきくなるなんて 牛のおなかに抱きついているトルセの絵が、笑えますが トルセの牛を愛する気持ちが本当うまく表現されていて 感動です! 牛のおなかでまるまる太った トッケビもはじめのやせっぽちとちがっいて 笑えてきます トルセはやっぱり 人が良いですね!「たとえ おばけでも かわいそうなら たすけなきゃ」この言葉に ホットさせられました! 絵の表情が気に入りました!!
投稿日:2010/08/03
韓国のたくさんのお話の中で、登場人物たちが、随分警戒し怖がっているのが、トッケビ。 今回はトッケビが何をしたのだろうと、ワクワクしながら読みました。 天涯孤独なトセルは、全財産をはたいて買った牛と一緒に薪売りをし、覇気のないその日暮らしの生活をしていました。 ある冬の日、家路を急ぐトセルと牛の前に森の中から、助けを求めるトッケビが…。 傷ついて術が使えなくなっているトッケビを、あろう事か牛のお腹の中にふた月もいれてやるなんて。 これだから面白い。おもわず気持ちが前のめりになります。 トッケビは入れてもらったお礼を守り、結果トセルは心ならずも仕事に精を出すようになるところが笑えます。 やがて、ふた月を待たずして、不安になるほどの牛のお腹の膨張っぷり。 「なでなでしたくなっちゃうね」と、我が息子。 お腹の中からのトッケビの脱出劇に大笑い。 義理堅く、礼儀正しいトッケビのおかげで、トセルの人生観も変わったようですね。 今回のトッケビは、福をもたらしてくれた良いトッケビでした。 日本の『天下一の馬』の翻案作品だそうですが、韓国の風土を感じながら楽しめた作品でした。 お話は、時代・国を渡って、それぞれの風土に馴染むものに育っていくのでしょうね。 ハン・ビョンホさんの絵は今回もユーモラスでした。 たくさんの魅力的な牛の表情に笑わせてもらいました。
投稿日:2009/11/05
韓国の絵本ということで、タイトルはいろんなところで目にして、ぜひ読んでみたいと思ってた絵本です!(意外にもレビューが少なくて、びっくりしました〜!) 図書館で借りてきて置いておいたら、裏表紙に描かれた、ネコみたいな変な生き物=トッケビの姿を目ざとく見つけた次女が、読んでほしいと持ってきました。 次女は、ネコ好きなので、興味をもったようです。 国旗から、世界の国々に興味を持ち始めた次女は、扉のタイトルの下に書かれたハングル文字にも、好奇心を示してました〜! どんなお話なのだろう?と、私も次女もワクワクしながら読み始め、あっという間に、ほのぼのとした韓国の昔話に、惹き込まれていきました。 飼い牛をとても大事にしてるトルセの人柄が魅力的で、ちょっと教訓めいたラストも、このトルセの言葉で語られてるからこそ、素直に頷けます。 くまのプーさんのストーリーを思い出させる、のほほんとしたトッケビも、いい味出してました♪こんなオバケなら、ちょっと会ってみたいな〜(笑)。 独特の絵も、美しいのにユーモラスで、とてもよかったです。 大判なので、大勢の前で読むのにも向いていそうですね。 2学期にぜひ、小学校での絵本読みボランティアで、使わせてもらおうと思います♪
投稿日:2008/07/30
韓国の絵本で、韓国の代表的近代作家 イ・サンが唯一の絵本です。 内容は、日本の豊島 与志雄さんの「天下一の馬」の翻訳本なのですが、日本では馬であったのが牛に、またトッケビという韓国の不思議な動物に置き換わっています。 大切にされてきた動物が、日本と韓国で異なるというのも面白いところです。 そのトッケビとは、韓国の不思議な動物で、日本で言えば河童とか天狗とかに当たるのでしょう。 お話は、怪我をしたトッケビが、怪我が治るまで主人公のトセルの牛のお腹に居させて欲しいというお願いを聞き入れて、その牛がお返しに100倍の力を手にするというものです。 情けは人のためにならずということを諭してくれるのですが、やはり、このトセルという主人公が、純粋な心の持ち主であったというのが大きなポイントだと思います。 相手を信じるという当たり前の純粋な心を持ち合わせていたからこそ、大きなものを手に入れたという教訓も子供達に伝えてくれる良書だと思います。 どこか隣国の香りがする絵本です。
投稿日:2007/08/25
困ってる人を助けることは、当たり前のようで勇気の要るものです。 まして、人間ではなくおかしな生き物の言うことを信じて助けるのは、そうとうな決心が要りそうです。 そんな純真なトルセですから、裏切られずに約束を果たしてもらえたのでしょうね。 牛のことを何より心配して、本当にやさしいトルセです。 絵がこのおはなしに合っていると思います。 韓国を身近に感じられる絵本です。
投稿日:2007/08/17
森の中から 突然姿を現した【トッケビ】 どうやら 山に住む悪戯な悪魔の子供のようです。 でも…しっぽに大怪我をしていて… 自分の大切にしている牛のお腹を 傷ついたトッケビに貸してあげるなんて …到底無理でしょ☆っていうお願いを 快く引き受けた 主人公トルセの心意気にあっぱれです。 「情けは人の為ならず」という言葉を思い出しました。
投稿日:2007/01/07
日本も韓国も、絵本はいいなぁ。素敵な童話です。 日本の作家、豊島与志雄の『天下一の馬』の翻案作品です。 「トッケビ」?おかしな生き物。人間なのか、さるなのか見分けのつかない顔に、ひょろながい手足。黒っぽいけなみに、にょっきりはえた耳。小さなしっぽ。ねこのようでもあり、犬のようでもある、変わった生き物です。 しっぽを犬にかまれて、術が使えないから家に帰れない。 牛のお腹の中に2ヶ月いれてくれって。 まきうりのトルセは、トッケビがかわいそうと思い承諾する。 お礼に、牛を強くさせるお話です。 トルセは大事な牛も心配。けれど、トッケビのことも心配。 すごく、優しさの伝わる本です。 「トッケビこぞうじゃなくても、たとえ こわい おばけでも、かわいそうなら たすけなきゃ」 最後の文ですが、とても印象に残りました。優しい気持ち、いつまでも持っていて欲しい。助けを求める人がいれば、かわいそうな人がいれば、みんな助けてあげたいね。と親子で話しました。5歳の娘も、真剣に聞いてくれました。
投稿日:2006/11/21
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