好奇心いっぱい、こぶたのオリビアの一日は、楽しいことでこれまたいっぱい。歌を歌ったり、何着も洋服を着替えたり、やりたいことがいっぱいで、オリビアは人をへとへとにしてしまうことが得意です。ママと弟と一緒に海岸に出かけたり、美術館に行ったり…。一日の最後は本を読んでもらい幕が閉じられます。
何にでも興味がいっぱいのこぶたの女の子オリビアの一日が、セピア調の白黒に効果的な赤が使用されたイラストで描かれています。オリビアの行動やしぐさがとってもキュート! 洗練された都会的な描写は、作者がニューヨーク在住ということを物語っているかもしれません。
この絵本は、2年前のクリスマスにデビュー。赤と白が象徴的な表紙だったので、クリスマスシーズンにぴったり。どこの本屋さんも大々的に売り出していました。内容もこの年代(4・5歳?)の子供の特徴がユーモアを交えて上手に表現されていて、一躍人気絵本に! オリビアの行動は、まさに娘とそっくりかな? こぶたというのが、娘にぴったりのキャラクターでひかれるのでした。訳も感心しました。