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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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おねえさんになるひ自信を持っておすすめしたい みんなの声

おねえさんになるひ 作:ローレンス・アンホルト
絵:キャサリン・アンホルト
訳:吉上 恭太
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1998年
ISBN:9784198608712
評価スコア 4.44
評価ランキング 11,541
みんなの声 総数 15
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  • 私はもう3人の子供たちも成人し子育てを終えましたが、
    出産、育児の長年の経験を通して、
    そのときは無我夢中で、気がつかなかったことが多々あったと思います。
    主人公ソフィーはとても素直で可愛らしく
    いとおしく感じました。
    おねえちゃんとしての気持ちがとても表現されているお話です。
    子育てが大変なのは親だけじゃない、
    生活が変わったり、家の中の雰囲気が変わったりするのを
    子供の立場で考えなければ。。
    いまさらですがおねえちゃんの気持ちがよくわかりました。
    そして兄弟姉妹、家族が増えていく幸せも感じました。

    投稿日:2016/09/11

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  • 第二子を迎える前の親御さんに・・・

    綺麗な水彩画です。
    春から次の年の春まで、季節の移ろいが、丁寧に描かれています。

    お話は、お人形遊びの好きなソフィーちゃんが、お姉ちゃんになることを知り、心待ちにして、ついに弟と対面するのですが、・・・・・・。

    第二子が誕生する家庭で、ご経験されることの多いお話のようです。

    赤ちゃんの誕生で、どうしても親の眼差しも手も幼い方へ向けられることにより、上の子が感じる疎外感・喪失感。

    このお話では、おとうさんのサポートが、ソフィーを本当のおねえちゃんにしてくれたようです。

    おねえちゃんおにいちゃんになるお子さんへというよりは、第二子を迎える前の親御さんに薦めたい作品だと思いました。

    投稿日:2015/12/12

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  • 素直でいいね!

    ソフィのように、素直に自分の気持ちを表現できれば、おねいちゃんになっても読んでいる私は、安心しました。弟の出来たおねいちゃんとおにいちゃんの孫たちですが、弟が可愛いばかりで、あまりやきもちも焼いてないような気がして、かえって心配になりました。素直に自分の気持ちを言えるように、この絵本を読んであげようと思いました。ソフィのように素直に自分の気持ちが表現していいんだよ!って!!

    投稿日:2014/12/31

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  • 成長のふりこ

    家族のものを夫婦で書かれることが多いアンホルト夫妻。

    ローレンス・アンホルトも絵を描きますが、今回は奥さんが絵を担当なんですね。

    キャサリンの方には『あなたってほんとにしあわせね!』というやはり下に赤ちゃんが生まれるという話かせあります。

    読んでみてこちらの作品の方がお姉ちゃんになるまでの葛藤がより具体化されている気がしました。

    小澤俊夫さんによれば、成長のふりこと言って成長する時には心の揺れがあるということ。

    頭でわかっていても心は思うように動かない葛藤。

    この場合だと、おねえさんにならなくてはいけないけれど、なかなかなれないそう自然振舞えない葛藤があるように思いました。

    こういうことは、おねえさんになるだけでなくて、親になる場合でもあるかもしれないと思いました。

    最初からすぐにおねえさんになるわけではなく、下の子が成長するように上の子の成長も気にかけてやらなくてはいけないなあと改めて思いました。

    ソフィーが悩んでいる時期は冬の時期で、葛藤が溶けた時期が春と、季節とうまく組み合わせて、ソフィーの心模様を描いていると思いました。

    『あなたってほんとにしあわせね!』を読んだらこの『おねえさんになるひ』もぜひセットで読んでほしいなあと思います。

    投稿日:2011/01/28

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  • 上の子の気持ちに寄り添える

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    上の娘は、3歳のときに「おねえさん」になりました。
    なるべく彼女の気持ちを考えて接してきたつもりでしたが、やっぱり我慢してきたこともあったのでしょうね。
    お父さんがソフィーを抱きしめながら「お姉ちゃんになるって大変だね」と言う場面で、涙を流したのです。
    思わず私も涙ぐみ、「がんばって立派なお姉ちゃんになったね」と娘を抱きしめました。
    絵もおはなしも優しくて素敵ですよ。
    お姉ちゃんやお兄ちゃんに、そしてそれ以上に、下の子のお世話でてんてこ舞いになっているお父さんお母さんに読んで欲しい絵本です。

    投稿日:2010/10/23

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  • リアルな気持ち

    • しのべさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子1歳

    あかちゃんを迎える女の子の複雑な心境がよくあらわれています。
    はじめは楽しみにしていた赤ちゃんも。実は大好きなママとパパを独占してしまう強敵(?)に感じてしまうこともあり、いつ帰るの?と聞く様子に女の子の痛いほどの気持ちが伝わります。
    赤ちゃんができる本って、楽しい気持ちやわくわくする様子が伝わるものが多いですが、この本は下に妹や弟ができる子供のリアルな気持ちが出ていて、親としても勉強になりました。

    投稿日:2010/01/31

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  • おねえさんになるためには?

    • ぷりこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子6歳、男の子1歳

    作者のローレンスさん・キャサリンさんご夫妻の共作で描かれたこの作品は、とても素敵です。

    絵は、すごく細かく描かれていて、動物、木、風景、おもちゃなど大きいものから小さいものまで丁寧に仕上がっているので、芸術作品を見ているようです。見れば見るほど温かい気持ちになる作品です。

    ご主人が文を書かれているだけあって、絵本の中のパパはとっても穏やかで、ソフィーの気持ちを温かく見守る良いパパです。

    ソフィーはとても赤ちゃんを待ちわびていましたが、生まれてみると、がまん、がまん、がまんの日々になります・・・。
    でもがまん無しには、お姉さんになれなくて、見ていて可愛そうになりますが、お父さんの励ましでどんどんお姉さんに成長していくソフィーには、とても驚かされます。

    やはり、子供の為には父親と母親が協力して子育てするのが、子供の心のケアも出来るのだなぁと考えさせられました。
    うちも、下の子が生まれてお世話が大変だったときにパパが上のお姉ちゃんをよくお世話してくれたので、すっかりパパっ子です。

    投稿日:2009/03/06

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  • 複雑な思い

    自分に妹や弟ができるということは、嬉しい事だけれど、その反面、お父さんやお母さんをとられてしまうと言う複雑な気持ちが読んでいて伝わってくる絵本でした。
    ソフィーは、赤ちゃんができたことを最初はすごく喜んでいたけれど、両親が赤ちゃんに付きっきりになってしまい、自分の相手をしてくれずに「赤ちゃんなんかいらない!もう赤ちゃんなんか、どっかに言っちゃえ!」と叫んだ時の気持ちが痛いほど、良くわかりました。私自身も妹がいるのですが、ちょうど、こんな複雑な気持ちになった事があります。お姉ちゃんになるのは、一つの試練かも知れないなとあらためて教えられた気がします。
    兄弟の子供がいるママやパパに読んでもらいたい絵本だと思いました。

    投稿日:2006/09/20

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