主人公のポコおじさんが庭で水やりをしていると、大きな豆が落ちてきました。
「いい匂い!」
ポコおじさんは、さっそく茹でて食べました。
すると、ポコおじさんの左足がにょきにょきにょき。
左足は伸びて伸びて伸びて。
家を抜け出し林を抜けて新幹線の下を通って、とうとう街まで伸びてきました。
すると、向こうの方から靴下をはいた足が伸びてきます。
靴下の足は車をひっくり返し建物を壊して伸びてきたので、みんな困り果てています。
だから、ポコおじさんの足は靴下の足と戦い始めると、みんなはポコおじさんの足を応援します。
さあ、どっちが勝つでしょう?
この絵本は、35年前に出版された絵本「あしにょきにょき」の続編だそうです。
だから最初は前作とつながるところがありますが、2作続けて読んでみて、さらにおもしろくなったように感じました。
別々に読んでも続けて読んでも、おもしろくて楽しい絵本だと思います。
小学校高学年のお子さんでも、楽しく読めるのではないでしょうか。