「ともだちのいす」 みんなの声

このお話は、いつかできる友達のために素敵な椅子を作ったぶたさんのお話でした。そしてできた友達がトラだったのです（笑）途中食べられそうになるのですが、友達効果で食べられずにすみました！！うちの子はこの意外な組み合わせがツボだったみたいです。

このイスは「友だちのイス」ですと言われたら、どう考えるでしょうか。
トンちゃんのお友だちのイスだから、友だちではない人は座れません。
立ち去ったニワトリは、ある意味正解です。
トンちゃんは、「このイスに座ってくれる人」と友だちになりたかったのです。
ところで、トラキチは友だちになろうと思って、このイスに座ったのでしょうか。
このイスに座ったから友だちになったのです。
友だちは食べてはいけないという葛藤を感じながら、トラキチは友だちっていいものだと感じてくれるでしょうか。
きれいなラストシーンですが、ちょっと不安です。

５歳娘、ひらがな、カタカナが読めるようになったので時々音読にチャレンジしています。今回、この本にする！と言ってきたので、少し難しいんじゃない…？と思いながら聞きました。
思っていたよりヴォリュームがあったので読んだ後は、ふぅ、といった感じですが、自分で噛み締めながら読んだので心に残ったようです。こぶたくん、友達できてよかったねーと笑顔でした。

お友達がほしくて、「ともだちのいす」を作ったトンちゃんです。浜辺で、「ともだちのいす」の隣にじっと座っているトンちゃんが凄く健気で可愛いと思いました。あまりにも対照的なトラさんですが、お腹が空いて思わずトンちゃんを食べようとしますが、「ともだちは、食べちゃダメ！」と、友達効果があって、トラさんもやっぱりお友達がほしかったんだと思いました。この二人意外といつまでも仲良くなれそうな気がしました。お友達ってやっぱりいくつになってもいいものだとおもいました。

ともだちが欲しくて、とんちゃんが作った椅子。
それをかかえて浜辺に行って、待っていたら、、、
思い描いていたともだちのイメージとちがうんです。
おまけに危うく、食べられそうになりました。
でもともだちと二人で見る海は美しいです。

ともだちがほしかったぶたのトンちゃん。
イスをつくって待っていたところにやってきたのはトラ！
どきどきしながら時間が過ぎていきます。

子供が描いたような（！？）味わいのあるイラスト。
ところどころ見にくくて、私は少し苦手なのですが、夕焼けの美しさにはっとさせられました。